解説
三村起一
三村起一(みむら きいち)

三村起一は東京帝国大学卒業後、住友家に入り住友系各社の役員を歴任、就任先で熱心に安全運動を推進した。社外でも産業安全協会を設立するなど、戦前戦後を通じて、わが国の安全衛生水準向上の大きく貢献した。三村が安全運動に一生を捧げるきっかけとなったのは、入社して間もない頃、切断機に巻き込まれた災害を目の当たりにしたことにある。中央労働災害防止協会初代会長でもある。

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