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中央労働災害防止協会(中災防)
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E-mail: kokusai@jisha.or.jp

 

お知らせ

国からの委託事業であった 「国際安全衛生センター(JICOSH)」 別ウィンドウが開きます が2008年3月末をもって廃止されました。 永らくのご利用ありがとうございました。 同センターのサイトに掲載されていた個別の情報については、中災防WEBサイトの国別分野別情報にリンクして取り込んでおります。

 

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各国情報・国際関係

イギリス安全衛生庁による健康と安全:労働者のための手引き

2011年1月25日

HSE What's new 2010年11月19日 別ウィンドウが開きます

イギリス安全衛生庁(HSE 別ウィンドウが開きます )は、労働組合会議(TUC-Trades Union Congress 別ウィンドウが開きます )の協力のもとに、労働者は雇用主に対して何を求めることができるか、どこに援助を求めることができるかについての手引きを作成した。
HSEとTUCは、さまざまな文化背景を有する労働者の全員が、必要な情報と助言を知る必要が在るとの認識に基づいて、24の言語について作成されたものである。

原資料の題名と所在
PDF Your health, your safety: A guide for workers - English version 別ウィンドウが開きます  [104KB]

健康と安全:労働者のための手引き
PDF Your health, your safety: A guide for workers
HSE27(rev1) 11/04 Published by the Health and Safety Executive
別ウィンドウが開きます

 

1
あなたの権利
2
あなたの義務
3
あなたの雇用主は、あなたに次の事項を通知しなければなりません
4
あなたの雇用主は、あなたに次の事項を無料で提供しなければなりません
5
あなたの雇用主は、あなたに次の情報を提供しなければなりません
6
安全衛生に関する不安があるとき

この手引きは、労働組合会議(TUC)の協力により安全衛生庁(HSE)が提供するものです。HSEは、労働安全衛生法令を執行し、また安全衛生に係る助言と支援を提供することにより、労働者の健康、安全及び福祉を守る政府組織です。TUCは、70の労働組合と650万人の組合員を代表しています。TUCは、職場の公正と優良な基準についてのキャンペーンを推進しています。

あなたが労働者(フルタイムまたはパートタイム、臨時または常用を問わず)であれば、あなたの労働者としての権利はなにか、雇用主に何を期待することができるか、あなたの果たすべき責任、支援を求めるためにはどこにいけばいいか、について説明しています。
また、あなたが、職場経験中の若年労働者、訓練生、慈善活動労働者、携帯用機器使用労働者または在宅労働者であっても適用されます。また、あなたが臨時雇い労働者、派遣労働者であっても、あなたが働いている雇用事業者、職業周旋機関、請負者または雇い主は、あなたがここに書かれている権利を受けることが出来るようにする法的義務を負っています。

1 あなたの権利

あなたの健康と安全に対するリスクが適切に制御されている場所で働くこと。
あなたが危険にさらされていると考えた場合には、作業を止め、その場所を離れること。
健康と安全に関することまたは不安についてあなたの雇用主に通知すること。
あなたが、なお、健康と安全に不安を持っている場合にはHSEまたは関連地方当局に連絡すること。
労働組合に加入し、安全代表者(safety representative)になること。
あなたが安全代表者であれば、勤務時間内での教育訓練を受けることができること。
連続6時間を超えて作業する場合には、少なくとも20分の休憩を取ることができること及び有給休暇をとることができること。

2 あなたの義務

あなた自身の健康と安全について注意するとともに、あなたが行う(または行わない)ことにより、影響を受ける他の人たちの健康と安全に配慮すること。
健康と安全について他の人たちと協力し、あなたの健康、安全または福祉のために提供される何事についても妨害しまたは誤使用をしないこと。

3 あなたの雇用主は、あなたに次の事項を通知しなければなりません

現在の業務またはこれからの業務実施から生じるあなたに関する健康と安全に対するリスク
あなたの健康と安全に障害をもたらし、または影響を与える可能性のある事柄若しくは変更
仕事をどのように安全に行うか。
あなたの健康と安全を保護するために実施されるべきこと。
どのようにして救急処置を受けるか。
緊急時に行うべきこと。

4 あなたの雇用主は、あなたに次の事項を無料で提供しなければなりません

あなたの仕事を安全に遂行するための教育訓練
必要な場合の作業中におけるあなたの保護具(作業服、靴、長靴、目耳の保護、手袋、マスクなどの提供)
仕事による不健康のおそれがある場合における健康診断
夜間作業の場合における定期及び就業前健康診断

(注:あなたが自営業者である場合には、あなた自身が救急処置の準備、教育訓練、保護具の準備及び健康診断の実施及びあなた自身の作業時間を管理する責任があります。)

5 あなたの雇用主は、あなたに次の情報を提供しなければなりません

労働安全衛生法:あなたの知っておく必要のあること
あなたの雇用主の安全衛生方針
最新の強制保険(Employers’ Liability (Compulsory Insurance))証書の職場の見やすい場所への掲示

6 安全衛生に関する不安があるとき

HSEの「助言・苦情」窓口08701 545500またはTUCの「あなたの権利を知ろう」窓口0870 600 4882に電話する。あなたの言語で話したいときは、08701 545500の窓口担当者に話したい言語を申し出る。
安全衛生の問題で職を失ったときは、雇用裁判所に申し立てるか、所属する組合または地域の市民相談所に相談する。

関連情報

  • HSEのホームページには、労働者の安全衛生(Workers' health and safety 別ウィンドウが開きます )のサイトがあり、下記他に関する詳細な資料が掲載されている。
    • 労働者の権利と責任
    • 雇用主の責任
    • 苦情の申し立て
    • 内部告発
  • アメリカOSHAも労働者の権利などについてのページ“Workers 別ウィンドウが開きます ”を設置している。

全ての働く人々に安全・健康を 〜Safe Work , Safe Life〜

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