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各国情報・国際関係

EU-OSHA:EU新たに8化学物質を承認物質(REACH別添XIV)に追加
13化学物質について高懸念物質とするか意見を公募

2012年4月17日

EU-OSHA 2012年2月20日 別ウィンドウが開きます

EUは、 2月14日の欧州議会の決定を受け、新たに8種の高懸念物質(SVHC,substances of very high concern)をREACH規則(化学物質の登録、評価、承認及び制限についての規則)の承認物質(Authorisation list)に加え、2月20日付EU官報で公布した。8物質は、フタル酸ジイソブタン(DIBP)、3酸化2ヒ素、5酸化2ヒ素、クロム酸鉛、ピグメントイエロー34(C.I.Pigment Yellow 34)、ピグメントレッド104(C.I. Pigment Red 104) 、リン酸トリス(2-クロロエチル)(TCEP)、2,4−ジニトルトルエン(2,4−DNT)で、すべて発がん性/生殖毒性がある。

EU-OSHA 2012年2月28日 別ウィンドウが開きます

EU-ECHA 別ウィンドウが開きます (欧州化学物質庁)は、13の新規化学物質について高懸念物質に同定するかについて、4月12日まで45日間、意見を公募すると発表した。今回対象とされた化学物質は発がん性/変異原性/生殖毒性物質があり、ECHAとしては、高懸念物質を定義するREACH規則第57条の要件を満たしていると考えている。特に、C.I. Basic Violet 3、C.I. Basic Blue 26、C.I. Solvent Blue 4及び4,4’-bis (dimethylamino)-4''-(methylamino) tritylalcoholの4物質が潜在的な高懸念物質の候補になっているのは、発がん性物質と分類される濃度限度を超えるMichler’s ketoneやMichler’s base が存在するからである。

EUは得られた意見等を勘案して、高懸念物質に同定するかどうか最終的に判断する。これらの物質の使用事例、より安全な代替物質や利用方法、サプライチェーンの構造などに関する意見も歓迎されている。

現在のところ73高懸念物質がCandidate List に含まれている。

関連情報

2011年6月29日 化学物質/REACH:EUで段階的に廃止6種の危険有害化学物質

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