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各国情報・国際関係

EU-OSHA:医療保健部門の職業上のリスクについて新刊発表

2012年4月17日

EU-OSHA News:2011年11月10日 別ウィンドウが開きます

EU-OSHA 別ウィンドウが開きます (欧州労働安全衛生機構)は、医療保健セクターの職業上のリスクをとりあげた6章約280ページからなる新刊を公表した。EU域内では医療保健部門の就労者は1割を占め、大半は病院で就労している。これらの労働者は非常に多様なリスクにばく露する可能性がある。EUの安全と健康に関する法令(EC指令等)は、現在のところこれらのリスクのほとんどを網羅しているーしかし、多様なリスクの同時発生や明らかにハイリスク部門であるという事実により、EU全体で病院に勤務する労働者の安全と健康を改善するための特別なアプローチが必要であるという議論が起こった。病院で勤務する職員の健康と安全を改善するためのあらゆる配慮と措置は医療保険部門の労働者に一般的に適用することができる。
この報告書の目次を紹介する。

EU-OSHA:医療保健部門の職業上のリスクについて新刊発表

EU-Occupational health and safety risks in the healthcare sector - Guide to prevention and good practice 別ウィンドウが開きます

報告書の目次

 
本書のねらい
 
第1章
管理業務としての予防と健康増進
好事例企業の紹介
第2章
どのようにしてリスクアセスメントを行うか
2.1
序論
2.2
役割と責任
2.3
リスクアセスメントを始める前に何を考えるべきか
2.4
どのようにしてリスクアセスメントをはじめるか
2.5
リスクアセスメントにジェンダーの視点の取り入れ
2.6
好事例企業の紹介
2.7
リンク
2.8
関係EU指令
2.9
OiRA:EU−OSHAのリスクアセスメントのオンラインツール
2.10
参考資料
2.11
患者治療業務におけるリスクアセスメントの例
2.12
皮下注射業務におけるリスクアセスメントの例
第3章
生物学的リスク
3.1
序論
3.2
感染に対する潜在的な職業的ばく露についての一般的なリスクアセスメント
3.3
生物学的なリスクについての特別なリスクアセスメント
3.3.1
血液感染症のリスク
3.3.2
空気感染症のリスク
3.3.3
直接的間接的接触感染症のリスク
3.3.4
好事例企業の紹介
3.3.5
特別な感染症
3.4
妊娠
3.5
関係EU指令
3.6
リンク集
3.7
参考資料
第4章
筋骨格系リスク
4.1
筋骨格系障害を発症するリスク
4.1.1
序論
4.1.2
リスクの性質
4.1.3
筋骨格系障害防止のためのリスクアセスメントに関する基本的規準
4.1.4
もっともばく露可能性が高いワークステーション
4.1.5
健康安全面への影響
4.1.6
防止措置及び保護措置
4.1.7
危機的な状況下での行動−労働者への勧告
4.1.8
主要メッセージと結論
4.1.9
関係EU指令
4.1.10
リンク集
4.1.11
参考資料
4.2
すべり、つまずき、転倒による事故の防止
4.2.1
序論
4.2.2
リスクの性質
4.2.3
すべり、つまずき、転倒の防止のためのリスクアセスメントに関する基本的規準
4.2.4
もっともばく露可能性が高いワークステーション
4.2.5
健康安全面への影響
4.2.6
防止措置及び保護措置
4.2.7
危機的な状況下での行動−労働者への勧告
4.2.8
主要メッセージと結論
4.2.9
関係EU指令
4.2.10
リンク集
4.2.11
参考資料
第5章
心理社会的なリスク
5.1
序論
5.2
ストレスと燃え尽き症候群
5.2.1
取り扱うリスクの性質
5.2.2
特別なリスクアセスメントに関する基本的規準
5.2.3
もっともばく露可能性が高いワークステーション
5.2.4
健康安全面への影響
5.2.5
一般的な防止措置及び保護措置
5.2.6
特別な防止のための技術と手法
5.3
職場における暴力と集団的いじめ(いじめとハラスメント)の防止と監督
5.3.1
取り扱うリスクの性質
5.3.2
特別なリスクアセスメントに関する基本的規準
5.3.3
もっともばく露可能性が高いワークステーション
5.3.4
健康安全面への影響
5.3.5
一般的な防止措置及び保護措置
5.3.6
特別な防止のための技術と手法
5.3.7
好事例企業
5.3.8
危機的な状況下での適切な行動のモデル
5.3.9
最も重要な知識と結論
5.4
労働時間
5.4.1
取り扱うリスクの性質
5.4.2
特別なリスクアセスメントに関する基本的規準
5.4.3
もっともばく露可能性が高いワークステーション
5.4.4
健康安全面への影響
5.4.5
一般的な防止措置及び保護措置
5.4.6
特別な防止のための技術と手法
5.4.7
好事例企業
5.4.8
危機的な状況下での適切な行動のモデル
5.4.9
最も重要な知識と結論
5.5
薬物乱用
5.5.1
取り扱うリスクの性質
5.5.2
特別なリスクアセスメントに関する基本的規準
5.5.3
もっともばく露可能性が高いワークステーション
5.5.4
健康安全面への影響
5.5.5
一般的な防止措置及び保護措置
5.5.6
特別な防止のための技術と手法
5.5.7
危機的な状況下での適切な行動のモデル
5.4.8
最も重要な知識と結論
5.6
関係EU指令
5.7
好事例企業の紹介
5.8
リンク集
5.9
参考資料
補足
第6章
化学的危険
6.1
序論
6.2
取り扱うリスクの性質:危険物および準備から発生する特別なリスク
6.3
化学的なリスクアセスメントの基本的基準
6.3.1
リスクアセスメント
6.4
一般的な防止措置及び保護措置リスクアセスメントを配慮した保護措置の実施
6.4.1
防止措置
6.4.2
労働者に対する知識/指示の提供
6.4.3
措置の効力のモニタリング
6.5
クリーニング及び消毒作業
6.5.1
もっともばく露可能性が高いワークステーション
6.5.2
健康安全面への影響
6.5.3
特別な防止のための技術と手法
6.6
細胞増殖抑制性/細胞毒性の薬品
6.6.1
もっともばく露可能性が高いワークステーション
6.6.2
健康安全面への影響
6.6.3
特別な防止のための技術と手法
6.7
麻酔ガスに関する業務
6.7.1
もっともばく露可能性が高い業務
6.7.2
健康安全面への影響
6.7.3
特別な防止のための技術と手法
6.8
生殖機能に危険性がある物質を扱う業務
6.9
関係EU指令
6.10
好事例企業の紹介
6.11
リンク集
6.12
参考資料

全ての働く人々に安全・健康を 〜Safe Work , Safe Life〜

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