全国衛生管理者協議会総会にご出席いただきありがとうございます。皆様ご案内のとおり、全国衛生管理者協議会は、情報の交換、相互の連携の促進、その他の支援を行うことによって衛生管理者の資質向上を図り事業場における労働衛生管理の充実に寄与することを目的に平成6年に設立されたものです。その後、メンタルヘルス対策、過重労働対策、リスクアセスメト、労働安全衛生マネジメントシステム、新たな課題への対応など従来に増して衛生管理者の役割が非常に重要になってきています。一方、全国衛生管理者情報交流会や昨年度から新たに実施しておりますブロック会議において、会員の皆様方からの地元での衛生管理者に対する支援活動を進めていく上での実情を伺っておりますと、労働衛生活動が活発で後継者も自力で育成していけるという高い意識で取り組んでおられる事業場がある一方で、「衛生管理者になったが、何をどうすればいいのかわからない」と一人で悩んでいる衛生管理者がいらっしゃる事業場が多数あるなど、衛生管理者が置かれている状況は二極分化が進んでいるように見受けられます。
このため、皆様方が実施しておられる衛生管理者の資質向上のための研修や衛生管理者への情報交換や相互の研鑽の場の提供などの衛生管理者を支援する活動は、ますます重要になってきています。また、事業場においても衛生管理者の重要性を十分に理解してもらうことが何よりも重要です。全国協議会といたしましても、経費支援やブロック会議の開催により皆様方のこのような活動を支援していくとともに、「全国衛生管理者協議会ニュース」による情報の提供、全国衛生管理者情報交流会の開催を通じて第一線の衛生管理者への支援を充実させていくこととしております。
さらに、後ほど事務局から説明しますが、平成17年度から事業検討委員会において、衛生管理者として行うことが期待されている職務を体系的に整理するとともに、このような職務を行うためにはどのような能力向上が必要なのかを検討してまいりました。
その内容が最終案に近い形としてほぼまとまり、「衛生管理者の職務と能力向上」(案)として本日の資料にも添付しております。まとまった段階で、全国衛生管理者協議会のウェブサイトに掲載いたしますので、第一線の衛生管理者はもとより、皆様方が衛生管理者を支援する活動を企画される際に参考にしていただければ幸いです。
今後とも会員の皆様方とともに、多くの方々のご理解、ご協力の下に、衛生管理者の資質の向上への支援を充実し、事業場における衛生管理水準の向上に資するよう努めていきたいと考えています。よろしくお願いします。 |