中災防国際センターメルマガ「I-OSHクラブ」(第011号)(2019. 5.17)

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★JISHA INTERNATIONAL OSH-Net CLUB
(略称:I-OSHクラブ)
(海外の安全衛生分野の最新情報を提供するメールマガジン)
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中災防国際センターでは、海外の最新の安全衛生情報の提供や日系企業担当者等への
安全衛生教育等を通じて、海外においても、労働災害のない職場、働く人が安全で健康に
働くことができる職場を実現していただくためさまざまな支援を行っています。今後は、メー
ルマガジン「I-OSHクラブ」を通じて、皆様に海外の安全衛生の情報を定期的に配信いたし
ます。

==== 目 次 ======================================================= 

【最新の海外の安全衛生情報のご案内】(中災防HP等へのリンク)
【江蘇省、爆発事故を受け化学工業安全環境保護整備向上方案を発表】
【アメリカ安全衛生庁(OSHA)が安全衛生基準の要件を改訂する規則を発行】
【全ロシア労働安全衛生週間でライダーILO事務局長が講演】
【ILO100年の労働安全衛生分野の活動を振り返る動画が公開】
【新東工業株式会社、中国に技能安全研修所を開所】
【2021年「アジア太平洋安全衛生大会」開催のご案内】
【安全衛生に関するイベントのご案内】
【私の海外雑話】
【I-OSHクラブ メールマガジン登録のご案内】
【編集後記】

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【最新の海外の安全衛生情報のご案内】
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海外の行政機関等のウェブサイトにおける安全衛生情報を日本語に翻訳したり、日本の安
全衛生情報を英語に翻訳し中災防ウェブサイトに掲載しています。タイトル下のURLをクリ
ックすると、中災防ウェブサイト等の記事へリンクされます。

〇「中国の2018年における死亡労働災害」(5月9日)
★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/topics/pdf/201905_02.pdf

〇「ACGIH(アメリカ合衆国産業衛生専門官会議)は、2019年版の化学物質の許容濃度値
等を公表しました」(5月9日)
★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/topics/pdf/201905_01.pdf

〇「台湾の労働安全衛生制度を更新しました」(4月15日)
★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/sougou/taiwan.html

〇「ポーランドの労働安全衛生制度を更新しました」(4月2日)。
★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/sougou/poland.html

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【江蘇省、爆発事故を受け化学工業安全環境保護整備向上方案を発表】
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今年3月に発生した江蘇省塩城市の工場爆発事故を受け、江蘇省人民政府は4月27日、関
係部門に「江蘇省化学工業安全環境保護整備向上方案」の通知を出しました。一定規模以
下の化学工業メーカーを大幅に削減するなどの厳しい内容が盛り込まれています。

◆詳細はこちら↓
(JETROのサイトへリンク)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/05/3017e1fe3b1257dd.html

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【アメリカ安全衛生庁(OSHA)が安全衛生基準の要件を改訂する規則を発行】
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アメリカ安全衛生庁(OSHA)は、5月13日、記録管理、一般産業、海事、および建築基準の
14の規定を改訂する最終規則を発表しました。 この改訂により、この規定への理解と遵守
が向上し、従業員の安全と健康が向上し、雇用主の年間推定610万ドルが節約されると予
想されます。

◆詳細はこちら↓
(OSHAのサイトへリンク)(英語)
https://www.osha.gov/news/newsreleases/trade/05132019

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【全ロシア労働安全衛生週間でライダーILO事務局長が講演】
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4月28日の労働安全衛生世界デーに先立ち、ロシアのソチ市で開かれた全ロシア労働安
全衛生週間(4月22日〜26日)の会合に出席したガイライダーILO事務局長は、全ILO加
盟国に向けて労働安全衛生分野の条約批准を呼びかけました。

◆詳細はこちら(ILOのサイトへリンク)(日本語)↓
https://www.ilo.org/tokyo/information/pr/WCMS_692541/lang--ja/index.htm

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【ILO100年の労働安全衛生分野の活動を振り返る動画が公開】
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ILOは、「安全衛生と仕事の未来」をテーマとし、労働安全衛生世界デーを4月28日に実施し
ました。2019年はILO創立100周年に当たることから、労働安全衛生分野におけるILOの10
0年の活動等を振り返る『Safety and health at the heart of the future of work: Building on 
100 years of experience(仕事の未来の中心に位置する安全と健康:土台となる100年の経
験)』の動画(英語)を公開しました。

◆詳細はこちら(ILOのサイトへリンク)(日本語)↓
https://www.ilo.org/tokyo/information/pr/WCMS_690063/lang--ja/index.htm

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【新東工業株式会社、中国に技能安全研修所を開所】
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新東工業株式会社は、3 月18日、中国青島市にあるグループ会社青島新東機械有限公司
の敷地内に、技能安全研修センターを開所しました。同研修センターでは、「安全は全てに
優先する」という当社の強い信念を体現した施設で、過去に発生した災害事例などを参考
に、二度と同じ事故を起こさない、現場作業に潜む危険を予知し事故を未然に防ぐという2
つを目的とした「安全体感研修」や社内技能の伝承などを行います。

★詳細はこちら
(新東工業株式会社へリンク)↓
https://www.sinto.co.jp/system/data/20190419_juzd0.pdf

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【2021年「アジア太平洋安全衛生大会」開催のご案内】
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アジア太平洋地域の安全衛生団体が加盟する「アジア太平洋労働安全衛生機構」(APOS
HO:Asia Pacific Occupational Safety and Health Organization)の年次コンファレンスが「
アジア太平洋安全衛生大会」として、下記のとおり、2021年10月の全国産業安全衛生大会
(東京大会)と同時期に開催されます。

10月27日(水)〜10月29日(金)のAPOSHO全体集会(基調講演)及び分科会(技術発表)に
ついては、全国大会の一般参加者も無料で参加することができます(一部日英同時通訳付
き)。

この度、新たなパンフレットが6月上旬頃にウェブサイトで公開されます。是非、この機会に
海外の最新の安全衛生情報に触れてはいかがでしょうか。

会場やプログラム等の詳細については、今後本メールマガジンでもお知らせしていきます。

◆詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/exchange/aposho/index.html

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【安全衛生に関するイベントのご案内】
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国際分野における企業の安全衛生活動支援のための安全衛生交流会やその他のイベント
等についてご案内します。

○「2019年度アジア安全衛生SAKURAプロジェクト」(対象国:ベトナム)の参加者を募集中

厚生労働省の補助事業として、本年度はベトナムにおける日系企業を対象に「アジア安全
衛生SAKURAプロジェクト」を実施します。先着順となっており、ご興味ある企業の方は早
めにお申し込み下さい。

支援内容について
1「国内における研修」(実施期間:11月25日(月)〜11月30日(土)) 
日本の産業現場での実践活動のほか、全社的な取組みとして展開しているOSHMS(労働
安全衛生マネジメントシステム)、リスクアセスメント、ゼロ災運動、5S、健康づくり等の取組
みを伝え、海外進出日系企業の安全衛生担当者の能力向上を目指す現地語(ベトナム語)
による安全衛生研修コースを日本国内で実施します。

2「海外における助言・指導」(2020年2月〜3月頃に専門家を派遣予定) 
「国内における研修」を受講した受講生の現地企業において実施します(ホーチミン及びハ
ノイ近郊の事業場を対象)。日本から専門家を現地企業に派遣し、現場の状況に応じた2〜
3時間程度の安全衛生に関する指導・助言等を実施します。

費用について
国内研修実施時における受講生の往復渡航費及び滞在費等のみをご負担いただきます。

◆詳細はこちら↓
http://www.jisha.or.jp/international/co-ope/sakura.html

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【私の海外雑話】
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久しぶりの登場となります。皆さんは、ヨルダンと聞くと、どのようなことを思い浮かべるでし
ょうか。危なそう? イメージがつかみづらい? インディ・ジョーンズのファンの方はペトラ
遺跡を思い浮かべるでしょうね。昨春までアンマンに滞在していましたが、治安は心配する
ほどのことはありませんでした。隣国シリアなどで起こっていることは、別世界のことのよう
でした。ただ、周辺国の紛争によって経済や観光などが悪影響を被っていたようです。製造
業の発展は顕著なものではないのですが、国民所得は中東の非産油国としてはそれなり
の水準に達しています。乗合バスに乗っていて財布を車内に落としたことがあったのです
が、同日中に警察署から連絡があり、中身ともども無事に戻ってきた時には感動しました。
スーパーマーケットのレジに並んでいると購買品数の多い客が先に通させてくれたり、横断
歩道のない道路を横断するために立っていると自動車が停車して先に通させてくれたりす
るなど、英国の紳士淑女の気風を受け継いでいるのかと思わせるような経験もしました。古
くから文明が発達した地域であり(国としての歴史は浅い)、パレスチナなどからの難民の
積極的受入れによって国際貢献もしています。そのようなヨルダンが日本でもっと知れ渡る
ようになるといいですね。(国際セ 福味)

(メール送信に際し本稿記事に文字化けが生じましたことを深くお詫び申し上げます。事務担当者より。)

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【I-OSHクラブ メールマガジン登録のご案内】
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JISHA International OSH-Net Club(I-OSHクラブ)メールマガジンの登録を募集しています
。興味のある方はどなたでも登録できますので、配信希望の方は、下記メールアドレスに、
メールのタイトルを「メルマガ申込」として、(1)「登録したいメールアドレス」と(2)「会社名、
部署」を記載の上、お申込下さい。なお、登録は何名でも登録可能です。

メールマガジン(I-OSHクラブ)申込先アドレス: kokusai@jisha.or.jp

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【編集後記】 
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「指差呼称」は日本の産業界が生み出した災害防止手法のひとつであり、アジアを中心とし
た多くの日系企業でも現地の災害防止に貢献しています。ニューヨーク州の地下鉄でも実
践されているという話もありました。しかし、国によっては「指を差す」というジェスチャーがネ
ガティブに捉えられます。ある中近東の方は、「指差呼称を知っているが、自国では良くな
いジェスチャーであり、普及は難しい」と言っていました。当協会では指差呼称の正しいやり
方を国内企業の皆様にお伝えしておりますが、外国などの場合は、自分たちの文化・風習
に合った方法にアレンジしても良いのではと私は考えます。指差しではなく、例えば、英語
圏ではサムアップ(これも国によってはタブーですが)。ある米国系テーマパークでは従
業員の方が、サムアップで安全を確認していました。安全活動をしっかり根付かせるために
は、自分たちが納得した効果のあるやり方を継続・実践し、職場全体で取り組んでいくこと
が肝要かと思います(国際セ 住)

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海外の安全衛生に関するご相談や本メールマガジンの内容に関するご質問等につきまし
ては、下記までご連絡下さい。 

中央労働災害防止協会 技術支援部 国際センター
〒108−0014 
東京都港区芝5−35−2 安全衛生総合会館6階
電話 03−3452−6297
FAX 03―3454−4596
メール kokusai@jisha.or.jp 
国際センターウェブサイト http://www.jisha.or.jp/international/index.html

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