1968年に1回目が開催されて以来、今年で50回目。半世紀にわたって発展を続け、働く人の安全・健康・快適をキーワードに、各種製造業をはじめ、建設、通信・運輸、サービス、医療・介護など、あらゆる職場の安全・健康・快適の形成にかかる技術や情報を提供する国内最大の安全衛生展示会となりました。
同時開催の「全国産業安全衛生大会」※に参加する全国の企業、事業場の経営者・管理監督者・安全衛生スタッフや行政、研究機関、学校、関係団体などの安全衛生関係者がこぞって来場。また、地元の企業、官庁、大学、高校、医療関係者など安全、健康、環境などに携わる責任のある方々も多数来場します。
1968年(昭和43年)東京都港区の安全会館で始まった緑十字展。毎年、全国各地を回って開催してきた安全衛生イベントは、半世紀を経て、国内最大の安全衛生保護具・機器等の展示会に成長しました。その歩みを年表で紹介するとともに、保護具・機器等の変遷と発展の歴史を写真や実物で振り返りました。さらに、半世紀以上前の貴重な広告を集めた「保護具広告ヒストリー」、クリスマスをテーマにした「第三次産業における労働災害と安全対策」を展示しました。
保護具メーカーのアドバイザーのきめ細かい解説のもと、マスクなど10種類の保護具等を実際に装着したり、各種保護具の試験機器等による実験を行ったりしながら、正しい知識や装着方法を学んでいただきました。
兵庫県内にある、神戸港港湾殉職者顕彰碑・安全山山頂の産業安全祈願碑、また、8時間労働発祥の地である当地において建立された碑などをご紹介しました。
巨大地震や自然災害等が多発する中、人命救助に不可欠な特殊消防車両(津波・大規模風水害対策車、水陸両用バギー)の屋外展示を行いました。
先端医療技術の研究開発拠点として、研究機関や大学、高度専門病院、医療関連企業が多数集積するポートアイランドで、次世代の医療システムの構築を目指す「神戸医療産業都市」の活動内容について紹介しました。
CRKラジオ関西の人気番組「ばんばひろふみ!ラジオDE しょー!」を神戸国際展示場1号館前にて公開生放送。展示会の模様を中継、ばんばひろふみ氏によるミニライブを開催しました。
開催地の魅力を十分に堪能していただくため、地元の食を体験できるグルメ・物産コーナーを設置しました。
ポートアイランドにコーヒーの博物館を持つ地元の老舗珈琲メーカーに無料コーヒーサービスを行っていただきました。