教育、セミナー・研修会

健康づくり・からだの安全

2019年度 「心とからだの健康づくり指導者等のための実務向上研修」研修内容

Aコース(都合により内容を一部変更する場合があります。)

【講義】働く人の健康づくりの動向(9時40分~10時40分)

<講師> 中央労働災害防止協会 担当者

【講義】Aコース「職場における新たな健康問題~座りすぎの現状と対策~」(10時50分~12時20分)

<講師> 東京医科大学公衆衛生学分野 主任教授 井上 茂
    講師 福島 教照
    講師 菊池 宏幸

からだを動かさない、長時間座りっぱなしの仕事が増えてきています。一方で、座りすぎると健康に悪影響が及ぶことが様々な研究からわかってきました。本研修では、座りすぎに関連した座位行動とは何か、その定義と評価方法の解説から始め、最近の勤労者の座位行動の現状について整理し、その健康影響を解説します。さらに、実際に職場でどのような対策が行えるのか、保健指導や安全衛生教育に役立つ、座りすぎ対策を紹介します。

【講義・研究討議】「豊かな運動で高める脳フィットネス」(13時20分~17時00分)

<講師> 筑波大学体育系、ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究センター
教授、センター長 征矢 英昭

運動は、ヨガや太極拳などの超低強度運動でも前向きに楽しく行うことで、脳とりわけ前頭前野や海馬を刺激し、実行機能(注意・判断、計画・実行能力)や記憶能など認知機能を高めます。また、そうした運動を習慣化すると、前頭前野や海馬が肥大し認知機能の底上げが期待できます。本研修では、運動が脳に与える効果を解説し、その運動効果を発揮するのに重要な環境(自然環境、社会環境など)についても紹介します。

Bコース(都合により内容を一部変更する場合があります。)

【講義】働く人の健康づくりの動向(9時40分~10時40分)

<講師> 中央労働災害防止協会 担当者

【講義】Bコース「体内時計を利用した時間軸の健康科学 ~運動・栄養・睡眠の視点を中心に~」(10時50分~12時20分)

<講師> 早稲田大学 先進理工学部 教授 柴田 重信

生物が生まれつき備えていると考えられる体内時計の基礎知識を学び、それを健康科学に活かすための方法についてご紹介します。体内時計に合わせた食事のタイミングや内容、機能性食品の摂取タイミングによる効果の違いなどを時間栄養学として学びます。また、体内時計と運動の相互作用に関する時間運動学についても学びます。

【講義・研究討議】「ソクラテスの耳~ケア(支援)のコミュニケーションスキル研修~」(13時20分~17時00分)

<講師> 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
認知行動療法センター センター長 堀越 勝

コミュニケーションスキルは対人援助職にとっては仕事の道具です。日常の対話も、少しの工夫でケア(支援)の道具に変換することができます。この科目では、ケア(支援)の対話のコツ、対話における耳の使い方を学びます。

詳細はコチラ(PDF 362KB)PDF

Cコース(都合により内容を一部変更する場合があります。)

【講義】働く人の健康づくりの動向(9時40分~10時40分)

<講師> 中央労働災害防止協会 担当者

【講義】Cコース「心の健康を保つための最新精神栄養学」(10時50分~12時20分)

<講師> 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
神経研究所 疾病研究第三部 部長 功刀 浩

現代は、飽食による肥満の問題や食品を商品として開発・加工することによる栄養バランスの偏り、運動不足などの生活習慣に関わる諸問題が蔓延しています。心を健康に保ち、活力ある生活を送るための最新の「精神栄養学」をエビデンスに基づいて概説します。

【講義・研究討議】「元気・活気・勇気を与えるトーク術~ペップトークを活かす~」(13時20分~17時00分)

<講師> トレーナーズスクエア株式会社 代表取締役 岩﨑 由純

ペップトークは、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている短い激励のスピーチです。「Pep」は英語で、元気・活気・活力という意味があります。この科目では、ペップトークを健康づくりの支援に活かすための方法について学びます。

詳細はコチラ(PDF 411KB)PDF

Dコース(都合により内容を一部変更する場合があります。)

【講義】働く人の健康づくりの動向(9時40分~10時40分)

<講師> 中央労働災害防止協会 担当者

【講義】Dコース「睡眠負債を溜めないための働く人々の疲労対策」(10時50分~12時20分)

<講師> (公財)大原記念労働科学研究所 上席主任研究員 佐々木 司
  (独)労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 上席研究員 久保 智英

最近、睡眠負債という言葉が注目を浴びています。この用語は睡眠研究の中では昔から使われていますが、改めて注目されるようになったのは、睡眠が十分に満たされていない労働者が増えていることに関係していると考えられます。本研修では、睡眠科学の視点から、働く人々の眠気や疲労のあらわれ方や、その生体影響について紹介します。さらに、新しい過重労働対策として注目されている「勤務間インターバル制度」の実態や効果等について解説します。

【講義・研究討議】「~アドラー流~THP指導に活かす勇気づけコミュニケーション」(13時20分~17時00分)

<講師> ヒューマンハピネス株式会社 代表取締役 上谷実礼

人生には健康をはじめとする様々な課題がありますが、中でも働くうえで、解決に困難な課題もあります。その課題を乗り越えるにはエネルギーが必要となりますが、そのエネルギーが湧いてくるような働きかけに勇気づけがあります。本研修では、勇気づけの心理学と呼ばれるアドラー心理学のエッセンスを活かした「勇気づけコミュニケーション」について学びます。また、グループワークを通して、自分自身の課題を乗り越えるためのエネルギーが湧いてくる効果を体験します。