教育、セミナー・研修会

健康づくり・からだの安全

2020年度 「心とからだの健康づくり指導者等のための実務向上研修」研修内容

Aコース(都合により内容を一部変更する場合があります。)

【講義】働く人の健康づくりの動向(9時40分~10時40分)

<講師> 中央労働災害防止協会 担当者

【講義】「ストレス社会を生き抜くための働き方
~健康生成論・SOC (Sense of Coherence) を活かす~」(10時50分~12時20分)

<講師> 筑波大学医学医療系/筑波大学付属病院 准教授/病院教授笹原 信一朗(ささはら しんいちろう)
 筑波大学医学医療系 助教大井 雄一(おおい ゆういち)
 筑波大学医学医療系 助教堀 大介(ほり だいすけ)
 筑波大学大学院 人間総合科学研究科池田 朝彦(いけだ ともひこ)
 東京都職員共済組合事務局 健康管理医髙橋 司(たかはし つかさ)
 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 産業医白木 渚(しらき なぎさ)

現代人は多くのストレスを抱えており、メンタルヘルス不調に陥る人が増えています。本研修では、産業精神医学の立場から、健康生成論と、その中核的概念であるSOC (Sense of Coherence)を紹介します。健康生成論とは、健康になるための要因を支援・強化することによってウェルビーイングの実現を目指す理論です。SOCが高い人はストレスに柔軟に対処でき、困難な状況すらも人生に深みをもたらすものとして感じられます。健康生成論やSOCを働き方に活かす方法についても学びます。

【講義】「転倒予防・腰痛改善のための体幹トレーニング~養生訓は現代のコンディショニング~」(13時20分~17時00分)

<講師> 筑波大学体育系 教授 白木 仁(しらき ひとし)

「養生訓」は、約300年前に貝原益軒によって書かれた養生(健康、健康法)についての指南書です。この内容を現在の生活に当てはめ、役に立つ身体の健康維持方法について解説します。また、この健康法は首、肩、腰、膝などの各関節のトレーニングに有効であることを科学的に解説し、転倒予防・腰痛改善などに役立つ日頃のコンディショニング方法を実践を通じて習得します。

Bコース(都合により内容を一部変更する場合があります。)

【講義】働く人の健康づくりの動向(9時40分~10時40分)

<講師> 中央労働災害防止協会 担当者

【講義】Bコース「体内時計を利用した時間軸の健康科学 ~運動・栄養・睡眠の視点を中心に~」(10時50分~12時20分)

<講師> 早稲田大学 先進理工学部 教授 柴田 重信

生物が生まれつき備えていると考えられる体内時計の基礎知識を学び、それを健康科学に活かすための方法についてご紹介します。体内時計に合わせた食事のタイミングや内容、機能性食品の摂取タイミングによる効果の違いなどを時間栄養学として学びます。また、体内時計と運動の相互作用に関する時間運動学についても学びます。

【講義・研究討議】「ソクラテスの耳~ケア(支援)のコミュニケーションスキル研修~」(13時20分~17時00分)

<講師> 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
認知行動療法センター センター長 堀越 勝 ※1
  認知行動療法センター 臨床技術開発室長 中島 俊 ※2

※1大阪会場 ※2東京・仙台・名古屋・広島会場

コミュニケーションスキルは対人援助職にとっては仕事の道具です。日常の対話も、少しの工夫でケア(支援)の道具に変換することができます。この科目では、ケア(支援)の対話のコツ、対話における耳の使い方を学びます。

Cコース(都合により内容を一部変更する場合があります。)

【講義】働く人の健康づくりの動向(9時40分~10時40分)

<講師> 中央労働災害防止協会 担当者

【講義】Cコース「心の健康を保つための最新精神栄養学」(10時50分~12時20分)

<講師> 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
神経研究所 疾病研究第三部 部長 功刀 浩

現代は、飽食による肥満の問題や食品を商品として開発・加工することによる栄養バランスの偏り、運動不足などの生活習慣に関わる諸問題が蔓延しています。心を健康に保ち、活力ある生活を送るための最新の「精神栄養学」をエビデンスに基づいて概説します。

【講義・研究討議】「元気・活気・勇気を与えるトーク術~ペップトークを活かす~」(13時20分~17時00分)

<講師> トレーナーズスクエア株式会社 代表取締役 岩﨑 由純
※11月1日東京会場講師
(一財)日本ペップトーク普及協会
理事  占部 正尚

ペップトークは、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている短い激励のスピーチです。「Pep」は英語で、元気・活気・活力という意味があります。この科目では、ペップトークを健康づくりの支援に活かすための方法について学びます。

Dコース(都合により内容を一部変更する場合があります。)

【講義】働く人の健康づくりの動向(9時40分~10時40分)

<講師> 中央労働災害防止協会 担当者

【講義】「解決志向でいこう! 強みに気づいてより良い組織へ
~ソリューション・フォーカスト・アプローチ~」(10時50分~12時20分)

<講師> 東北大学 名誉教授 長谷川 啓三(はせがわ けいぞう)

「組織の"幸福"」とも呼ぶべきものを目指して、それを如何に実現するかについて、家族という最小の社会単位の支援を通じて見出されてきた考え方と実際を示し、その上位組織への応用を体験的に探ってみられるような研修を目指しています。

【講義】「産業保健スタッフのための教え方の鉄則
~イケてる健康教育はインストラクショナルデザインで作る~」(13時20分~17時00分)

<講師> 産業医科大学 産業医実務研修センター 准教授 柴田 喜幸(しばた よしゆき)

健康教育を行う上で大きな課題となるのは、「相手(受講者)が必ずしも受講意欲に満ちているとは限らないこと」,「知識を与えるだけでは道半ばで、実生活の改善までを企図とすること」があげられます。こうしたハードルを乗り越えて研修を設計・実施するには中身の専門性だけでなく、「教え方の技術」も求められます。  
本研修では、教育設計学(Instructional Design)の知見を元に、教え方の技術について、手を動かしながら体験学習的に学んでいただきます。