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カナダ労働法・労働安全衛生規則の概要−労働者の責務

資料出所:「An Overview to the Canada Labour Code」
(訳 国際安全衛生センター)

労働者は、みずからと、みずからの労働の影響を受けるあらゆる個人の安全衛生を確保するために、合理的かつ必要なあらゆる注意を払う責任を負う。労働者には、以下を実行する義務がある。

  • 安全衛生に関する事業者の指導、安全担当官の指示、安全衛生に関する定められた手続きに従う。

  • 労働法による権限に基づいて行動する個人に協力する義務を負う。

  • 職場のあらゆる危険要因を事業者に報告する。労働法は、すべての災害または危険事態の発生を報告する要件を具体的に示している。

  • 事業者が提供するか、または規則が定める安全用資材、装置、器具、または衣服を使用する。(CLC:126)