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在宅勤務と労働衛生:ケベック州の実証調査と規制の影響
Telework and occupational health: a Quebec empirical study and regulatory implications

(著者)Sylvie Montreuil, Katherine Lippel

資料出所:Elsevier Science発行 「Safety Science」 Vol.41, Issues 4, 2003年6月号, p.339-358
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(仮訳:国際安全衛生センター)



要約

この記事は、在宅勤務に関する労働衛生問題を扱っている。文献の検討、実証調査、そしてカナダに本拠を置く機関で行われた6つのケーススタディの結果に基づき、著者は、在宅勤務者の安全衛生に関して社会的、エルゴノミクス、規制の問題を念頭に置き、各種学問分野の観点から得た結論を書いている。文献の検討同様、事例研究は、家を拠点とした在宅勤務をしている労働者には、ワークステーションの状況・長時間労働・孤立といったことから生じる潜在的な問題が認められるが、概して健康にプラス効果が見られるということを示した。ケベック州で、在宅勤務のOHS(労働安全衛生)を規定する法的枠組みを分析した結果によると、理論上、ほとんどの法令は在宅勤務者に適用されるが、傷害の予防や補償を規定する保護規則が在宅勤務者に効果的に適用されたかどうかに関しては、いくらかの懸念があることが判明した。


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