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エジプトにおける産業別重大事故発生件数(1989〜1996)

産業種別
1989
1990
1991
1992
件数
件数
件数
件数
農林漁業
4
1.9
6
2.9
3
1.45
1
0.6
鉱業、採石業、石油
14
6.7
14
6.7
9
4.3
12
6.7
加工産業
99
47.6
112
53.6
125
60.4
94
52.2
電力・ガス・水道
25
12.0
25
12.0
28
13.5
18
10.0
建設・建築
34
16.4
18
8.6
19
9.2
29
16.1
商業・ホテル・飲食店
9
4.3
13
6.2
5
2.4
1
6.6
輸送・倉庫
13
6.3
12
5.7
11
5.3
15
8.3
銀行・保険
-
-
-
-
-
-
-
-
社会・個人サービス
10
4.8
9
4.3
7
3.3
10
5.5
合計
208
100.0
209
100.0
207
100.0
180
100.0

産業種別
1993
1994
1995
1996
件数
件数
件数
件数
農林漁業
5
3.2
3
1.6
2
1.2
1
0.86
鉱業、採石業、石油
9
5.7
10
5.4
11
6.5
9
8.0
加工産業
93
56.6
116
62.4
103
60.9
45
40.0
電力・ガス・水道
13
8.2
22
11.8
18
10.7
21
18.0
建設・建築
18
11.4
13
7.0
14
8.2
15
13.0
商業・ホテル・飲食店
4
2.5
9
4.8
4
2.4
9
8.0
輸送・倉庫
14
8.9
8
4.3
12
7.1
6
5.2
銀行・保険
-
-
-
-
-
-
1
0.9
社会・個人サービス
2
1.2
5
2.7
5
3.0
7
6.0
合計
158
100.0
186
100.0
169
100.0
114
100.0
  1. この表からほとんどの重大事故は加工業で発生していることが読み取れます。 1991年には全体の60.4%の125件、1996年には40%の40件にのぼりました。 この産業では特に繊維、石油製品、セメント、食品などで多くの死傷者が出ています。
  2. 電力、ガス、水道業が加工業に続いています。 事故は1991年に28件、1993年には13件で、その多くは政府系発電所、配電所などで起きており、 こうした産業での労働条件を調査する必要があります。
  3. 3位は建設産業で、1989年には16.4%、1994年には7%を占めました。建設産業は危険の多い部門と見られています。
  4. 建設業に続いて輸送・倉庫業では、件数は6件から13件の範囲ですが、輸送産業では年間平均8件の事故が起きています。
  5. 鉱業、採石業、石油業は年間平均11件、全体の6.2%の事故を起こし、その中でも主に鉱業と採石業で発生しています。
  6. 続いて社会サービス業に関しては、年間事故件数は平均6件、3%にとどまっています。
  7. 商業、ホテル、飲食店は年間事故件数が1〜13件で最少です。
  8. 最後に農林漁業は年間平均3件の事故を起こしています。