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資料EU OSHAの中小企業向けリスクアセスメント資料

(資料作成 国際安全衛生センター)

掲載日:2008.03.19

リスクアセスメントの要点 Risk assessment essentials

リスクアセスメントとは何か?

作業場所における労働者の安全と衛生に関するリスクの評価を行うことをいう。

リスクアセスメントの目的とは何か?

職場の安全と衛生に関する欧州連合の指令の多くにおいては、リスクのアセスメントを要求している。しかし、法規による要求が存在しなくても、労働者の健康を守る有効な手段を実施するために行うのは有益なことである。災害防止対策の実施は、リスクの低減に努力することから、根本的なリスクの除去までおよび、包括的対策の実施から個人用保護具によるまでの幅が存在する。

ハザードを特定し、リスクを評価するにおいては、事業者および作業管理者は、下記を実施できることが必要である。

  • 法律的な要求も配慮しつつ、防護に必要な措置について決定する。
  • 対象の作業に対する措置の適否をチェックする。
  • 必要な措置の実施範囲について、優先度を決定する。
  • 労働者の安全と衛生に関する決定事項の内容を、管轄の官庁、労働者などに明確に説明する。
  • 防護のための措置が目的を達していることを確認する。

リスクアセスメントの実施

リスクアセスメントの内容は、ハザード、リスクおよび災害発生の可能性に適合していなければならない。例えば、大規模の化学プラントでは、技術的に高度なアセスメントが必要であるが、リスクの小さい活動をしている小企業においては、簡単な内容でもよい。

リスクアセスメントは、次のステップで進める。

  • ハザードを特定する。
  • ハザードによるリスクの対象となる作業者を特定する。
  • リスクの程度を推定する
  • リスクを除去することができるか、できないか検討する
  • リスクを除去するか、低減するための防護措置が必要であるか否か判断をする。

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