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フランスの安全衛生団体

(資料出所:国際安全衛生センター海外調査より)



Caisse nationale de l'assurance maladie (CNAM−国民健康保険基金)


  • CNAM(国民健康保険基金)は、使用者と従業員の組織の代表者が主に含まれている役員会によって管理されている公共組織。 CNAMので職場のリスク担当部は、労働災害や病気の危険(保険金基準、賠償金、防止策の設定)に対する責任を持つ。

  • CATMP(労働災害委員会):1994年7月25日、労働災害支部に関するCNAMの役員会の権限をCATMPに移行したもの。

    CATMPは、使用者と労働者の組織の代表とCNAM支部のメンバーから選ばれた者とで同数で構成されている。

  • 使用者によって支払われた負担金で成り立つ、労働災害公庫の予算を採用。また、労働災害防止公庫の予算も採用している。
    この公庫は労働災害予算の3.9%を負担しており、以下の通り分配されている。

    • 地方健康保険基金と海外社会保障基金の労働災害防止分野に対して譲与。

    • INRS(国立安全研究所)とEurogipに対して譲与。

    • 災害防止教育と安全の分としてさまざまな組織に対して譲与。

    • 特に従業員250人以下の企業と締結している“目的に関する合意”の下で、安全性の改善を目的とした資金調達を援助するため 行われる企業への譲与と貸与。