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韓国労働研究院長あいさつ

韓国労働研究院は1988年の設立以来、労使関係、労働市場、雇用政策、福祉に関わる分野において学際的な研究を行ってまいりました。韓国の労働政策を前進させ、労働問題に対する国民の認識を深めることに多大な貢献をなしてきたものと、私どもは深く確信しております。

わが国は1997年、財政危機の発生により、その近代史上最大ともいえる経済問題に直面いたしました。その結果、様々な労働政策に関する包括的な研究活動がいっそう求められるところとなったのです。そのため韓国労働研究院では、失業対策の指針を示すことを狙いとする研究に力を注ぎ、この中で雇用創出や職業訓練の強化、失業者支援のための新政策を提案すべく努めております。また、労使政三者委員会は、先頃実現させた歴史的な歩み寄りをもとに、わが国の労使関係を参加と協力に基づく新たな段階に前進させようとしておりますが、韓国労働研究院ではその支援策を模索してゆく考えです。

今後韓国が構造調整を経てゆく中で、韓国労働研究院は合理的な労働政策を生み出し、労働者の生活の質を向上させ、雇用の安定を保証するべくいっそうの努力を重ねてまいります。またそれによって、現在の経済危機の克服に寄与し、協力的かつ建設的な労使関係という新たな文化を韓国に築いてまいる所存です。

韓国労働研究院の全研究員に代わり、皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。


韓国労働研究院
院長 パク・フングー