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国際安全衛生センタートップ国別情報(目次) > フィリピン「労働安全衛生基準」に関する手引書
「労働安全衛生基準」に関する手引書(改正)

(資料出所:Department of Labor and Employment発行
「PRIMER on the Occupational Safety and Health Standards」)

(仮訳 国際安全衛生センター)


規則1150
資材の取扱と保管

1150.01: 通則:

  1. 機械式装置の使用

機械式の取扱装置が使用される場合、通路、荷積場、戸口に十分な安全用の隙間があるようにし、必ず方向転換地点または通路を設けなければなりません。通路および廊下には何も置かず、それらが良好に修繕され、障害物が横たわっていたり通路で危険が生じるようなことがないようにします。常設の通路および廊下には適切な表示をつけるものとします。


  1. 安全な保管

資材の保管によって危険が生じるようにしてはなりません。積み重ねられた袋上の容器や束などは、滑ったり崩れたりしないような高さに制限し、交互に積み重ねて周囲を囲むようにします。


  1. 管理

保管区域では、崩壊、火災、爆発、または害虫が巣くう危険が生じないよう、資材が過剰に集積してはなりません。必要な場合、増殖管理(Vegitation control)を行います。


  1. 隙間の制限

隙間の限度を警告する隙間標識が提示されるようにします。


  1. 回転式鉄道車(Rolling railroad cars)

回転式鉄道車が他の作業中の車に接触したり、建物や作業区域や通行区域へ進入し得る場合には、脱線ブロックまたは緩衝ブロックを設置しなければなりません。


  1. 保護

危険や開放穴、タンク、大桶、溝などから人身を保護するため、覆いや柵を設置しなければなりません。