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国際安全衛生センタートップ国別情報(目次) > フィリピン 労働安全衛生の現状

2.  現在の状況

フィリピンでは就業する人々の数が年々増えている。国家統計局によると、1999年1月現在の被雇用者総数は2837万人で、 前年からの雇用増は67万9000人、2.39%の増加となっている。1998年の雇用増は35万6000人、増加率は1.29%であったから、 増加率がほぼ倍増したことが注目される。これはまたより多くの人々が労働上のリスクにさらされていることを意味する。

さらに1996年時点で、労働災害による傷害数が多い業種を挙げると、製造業(151,851)、社会・個人サービス (social and persnal services)(18,480)、卸売・小売(29,980)、農林漁業(15,030)、建設(9,690)、 輸送倉庫通信(8,980)、金融保険不動産等(5,350)、電気ガス水道(3,800)、鉱業採石業(1,410)となっている。