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シンガポールの職業性疾病に関する調査(1999年)
気圧性外傷

資料出所:人材開発省発行「Annual Report 1999 Department of Industrial Health」
(訳 国際安全衛生センター)

気圧性外傷

1999年には、埋立プロジェクトに関与するプロの潜水夫が2人、軽度の気圧性外傷(耳と副鼻洞)に罹ったが、その後、完全に回復した。二人とも潜水時に呼吸路の上部が感染症に冒されていたが、彼らはこうした作業にはそれが差し障りがあることを承知していた。これらの潜水夫は気圧性外傷のリスクについて助言を受けるとともに、既存の潜水手順を守るように助言を受けた。水中建設工事に従事する企業に対して、潜水関連疾患の防止に向けた推奨事項が強化された。