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イギリス 2002/03年度 安全衛生統計ハイライト

資料出所:HSEホームページ「Health and Safety Statistics Highlights 2002/03」
http://www.hse.gov.uk/statistics/overall/hssh0203.pdf

(仮訳 国際安全衛生センター)



安全衛生再活性化の重点ハザード − 災害の型別
Supplementary table 13, 14 及び 15 参照

第30図: 安全衛生再活性化プログラム(RHS programme)における
就業者の型別死亡災害者数
1996/97 - 2002/03(2002/03年度は暫定値)




  • 安全衛生再活性化プログラム(The Revitalising Health and Safety programme (RHS programme))は、次の3つの災害の型に焦点を絞っている:墜落・転落、すべり・つまずき、及び動いて来る乗り物に激突され。
    他の災害の型別統計については図44、図45、図46参照。

  • 2002/03年度の就業者の死亡災害者数のうち、墜落(2mを超える高さからの落下)によるものは37人で、2001/02年度の44人から16%減少した。このデーターは、1996/97年度から2002/03年度迄の期間中最低の記録であり、1996/97年度より47%低い。

  • 2002/03年度の転落(2m以下からの落下)によるものは5人で、2001/02年度の11人から55%低下した。

    訳注−−−イギリスでは、2m以下の高さからの落下を「低い所からの落下(転落と訳した)」とし、2mを超える高さからの落下を「高い所からの落下(墜落と訳)」としている。


  • 2002/03年度のすべり・つまずきによるものは、2001/02年度の2人から1人に低下した。1996/97年度から2002/03年度迄の期間における「すべり、つまずき」による死亡災害者数は変動しており、全般的な傾向はない。

  • 2002/03年度における「動いている車輌に激突され」による死亡災害者数は39人で前年と変化している。


第31図: 安全衛生再活性化プログラム(RHS programme)における
被雇用者の報告された型別重大負傷災害者数
1996/97 - 2002/03(2002/03年度は暫定値)



  • 2002/03年度のすべり・つまずきによる被雇用者の重大負傷災害者数は、10,458人で2001/02年度の10,268人より2%のみの上昇であった。然しながらすべり・つまずきは2002/03年度に於いても依然として重大負傷災害の最もありふれた原因であって、全重大負傷災害の37%を占めている。

  • 2002/03年度の墜落(2mを超える高さからの落下)による被雇用者の重大負傷災害者数は986人で2001/02年度の1079人より9%の低下である。

  • 2002/03年度の転落(2m以下からの落下)による被雇用者の重大負傷災害者数は2015人で2001/02年度の2174人より7%の低下である。

  • 2002/03年度の「動いている乗物に激突され」による被雇用者の重大負傷災害者数は653人で2001/02年度の733人より11%の低下である。


第32図: 安全衛生再活性化プログラム(RHS programme)における
被雇用者の報告された型別休業4日以上の負傷災害者数
1996/97 - 2002/03(2002/03年度は暫定値)




  • 2002/03年度のすべり・つまずきによる被雇用者の休業4日以上の負傷災害者数は、29,848人で、2001/02年度の30,106人より僅かに低下した。これは1996/97年度以来はじめての減少である。

  • 2002/03年度の墜落(2mを超える高さからの落下)による被雇用者の休業4日以上の負傷災害者数は560人で2001/02年度の703人より20%減少した。これは1996/97年度から2002/03年度迄の期間で報告された一番少い数である。

  • 2002/03年度の転落(2m以下からの落下)による被雇用者の休業4日以上の負傷災害者数は2,929人で、2001/02年度の3,421人より14%減少した。これは1996/97年度から2002/03年度迄の期間で最低記録の数字である。


  • 2002/03年度の「動いている乗物に激突され」による被雇用者の休業4日以上の負傷災害者数は1,957人で、2001/02年度の2,116人より8%減少した。これは1996/97年度から2002/03年度迄の期間で最低記録の数字である。