『発注者と元請業者の共同責任(Use of contractors - a joint responsibility)』というタイトルのついたガイダンスは、発注者と元請業者が、安全衛生上の全般的な責任に従う方法を解説している。ガイダンスは、発注者と元請業者を次のように定義する。発注者は「元請業者を使用する事業者」であり、元請業者は「発注者のもとで働く従業員ではなく、発注者の所有する土地や建物で働く人びと」である。
「小冊子に記述されているアドバイスは、斡旋業者から派遣された労働者(agency
workers)や発注者の土地建物へ配達を行なう業者、『1994年建設(設計および管理)規則(CDM
: Construction (Design and Management ) Regulations)』の対象となる作業には適用されない」と明示されている。CDMが適用されている場所では、発注者、元請業者やその他の人々には、特定の法的責任が課せられる。