このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
アメリカ 労働災害統計
2004年にNSCから発表された労働災害統計

資料出所:NSC発行「INJURY FACTS」2004 Edition p.67
(仮訳 国際安全衛生センター)


3.産業別 労働災害の型別、起因物別等の状況 

民間産業及び全産業


 非死亡労働災害(負傷及び疾病)のデータは、経済組織の民間産業のみをカバーし、連邦、州及び地方政府の被雇用者の実体は除かれている。死亡労働災害のデータは民間産業及び政府の被雇用者をカバーしている。2002年には、137,731,000人が雇用され、そのうち116,861,000人が民間産業で働き、20,870,000人が政府機関で働いた。

 1993年から2002年迄の10年間、年当りの総被雇用者平均は130,814,000人であり、そのうち 110,205,000人が民間産業で雇用されている。



ある選択したケースにおける、就労不能日aをともなう非死亡労働災害(負傷および疾病)者数並びに負傷労働災害による死亡者数
特性 民間産業b,c 全産業
非死亡 
2002年
死亡 
1993-2002年
総計 1,436,194 61,146
労働災害の起因物別状況
化学薬品、化学製品 20,652 1,449
コンテナ 193,146 834
備品(固定したもの) 52,393 175
機械 92,560 4,857
部品及び素材 147,553 4,161
労働者の動作又は姿勢 220,794 28
床、土地の表面 255,548 6,733
手工具 66,588 1,053
乗りもの 118,569 26,350
健康管理の患者 69,994 21
その他すべて 198,395 15,485
労働災害の型別状況
装置、物体との接触
(内)
 ・物体があたる(飛来・落下、激突され)
 ・物体にぶつかる(激突)
 ・物体、装置、器具によるはさまれ・巻き込まれ
380,517

191,607
99,916
63,057
9,838

5,598
147
4,058
墜落、転落 86,946 6,207
同一平面でころぶ(転倒) 176,019 585
すべり、つまずき 48,140 15
無理な動作
(内)
 ・無理な持ち上げ動作
381,048

208,260
63

39
反復性動作 58,576 -
有害物質へのばく露 60,044 5,556
交通事故 62,956 25,795
火災、爆発 2,695 1,946
暴行、暴力行為
(内)
 ・人によるもの
 ・その他のものによるもの
23,903

18,104
5,799
10,755

8,271
2,484
その他すべて 155,349 386
負傷及び疾病の種類

捻挫、くじき 617,186 92
骨折 99,171 343
切傷、裂傷、穿刺 128,061 9,008
挫傷、打撲傷 126,986 30
熱傷 21,468 1,478
化学傷 8,257 61
切断 8,793 210
手根管症候群 22,651 -
腱炎 9,275 -
多重の負傷 52,496 18,016
疼痛
(内)
 ・腰痛
116,956

46,504
10

8
その他すべて 224,896 31,898

出典 労働省統計局のデータをNSCで表にまとめた。
註: 対応する分類が出来ないデータを除いたり、数字を丸めたりした為にデータは全体の合計になっていない場合がある。ダッシュ(−)は、公表ガイドラインに合致していないデータを示す。
a 就労不能日は、労働能力が制限された為か否かにかかわらず、就労しなかった結果となった日数を示している。
b 従業員11人未満の農場を除く。
c 省庁間の統計データの一致性についての記載があるが詳細は省略。



業種別のデータは国際安全衛生センターの図書館が閉鎖となりましたのでご覧いただけません。