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速報アメリカの公益事業における災害発生統計

資料出所:Safety+Health
May 2006 p.44 (参照)
(速報作成 国際安全衛生センター)

掲載日:2006.08.31

全米安全評議会(NSC)が毎年発行している災害発生年報(Injury Facts)の2005-2006版において、電力、水道、ガス供給などの公益事業における災害の発生状況が、分離した項目として初めて掲載された。従来においては、輸送などの部門に含まれていたものである。

この部門の2003年における労働者数は866000名であり、災害による死亡者は66名、傷害および疾病により休業の生じた件数は、6600であった。傷害の件数の最も多いのは、他の産業と同様に筋違いと捻挫で3530件に達し、これに次ぐのは腰痛の1600件であった。この部門の労働者は高齢化しており、災害が最も多かったのは、45才から54才までで、2420名が負傷し、10名が死亡した。

職種別についての状況は、「設置、保全、修理」において2820名が業務を離れ、15名が死亡した。「管理および事務」では、1030名が傷害・疾病を生じ、「輸送・材料運搬」では390名が負傷した。

関連情報
JICOSHウェブサイト:
    災害統計・国際比較
     災害統計・国際比較/アメリカ