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速報職場で生ずる眼の障害に対する防止対策

資料出所:Safety+Health
May 2006 p.46-48(参照)
(速報作成 国際安全衛生センター)

掲載日:2006.09.15

職場において生ずる眼の傷害により、治療が必要となる米国の労働者数は、毎日2000名に達している。眼の外傷、視力低下、失明は、業務上の原因によって起こるものが最も多く、就業不能、治療、補償等による損害額は、3億ドルに達するという。

危険の多い職種には、建設、製造、鉱業、大工、自動車修理、電気工事、配管、溶接、保全がある。

眼の傷害を防止するには、眼への危険の除去・低減と適切な保護具の使用の両方が必要で、ANSIZ87の規格に合致した保護具の着用、危険に気づいたときの雇用者への申し出、洗顔器の設置と使用方法の周知、職務において必要な視力の定期検査などが対策として挙げられる。

関連情報
OSHAウェブサイト:
     新しいウィンドウに表示します眼と顔面の保護
     新しいウィンドウに表示します眼と顔面の保護のための電子ツール
米国国立医学図書館(NLM)・国立健康研究所(NIH):
     新しいウィンドウに表示します健康情報 / 眼の障害に関する一般情報