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速報手袋の使用で生ずるアレルギーの防止

資料出所:Safety+Health
May 2006 p.50(参照)
(速報作成 国際安全衛生センター)

掲載日:2006.09.15

天然ゴム製の手袋は、材料のゴム中にわずかに含有される蛋白質によって、アレルギーの生ずることがある。手袋の接触する皮膚だけでなく、咳、くしゃみ、顔面の発疹の生ずることもある。最近製造されたものは、製造方法の改善により、蛋白質の含有量が抑制されていて、アレルギー反応の起こりにくいものもあるが、すでにアレルギーが生じているか、疑いのあるときは、ニトリル、ネオプレン、ビニルなどの合成ゴム製品に替えることが推奨される。ニトリル、ネオプレン製であっても、微量に存在する加硫剤によってアレルギーの生じることがある。取り扱い物質が、手袋の内面に入り込んでアレルギーを生ずることもあるので、これに留意することも必要である。

関連情報
OSHAウェブサイト:
     新しいウィンドウに表示しますゴム製手袋の使用で生ずるアレルギーについての警告
June 1997DHHS (NIOSH) Publication No. 97-135