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速報ホテルのハウスキーピング作業者における筋骨格系障害の増加

Hotel Workers Rising
News April 19, 2006 参照
(速報作成 国際安全衛生センター)

掲載日:2006.09.20

新しいウィンドウに表示しますWorkload-Related Musculoskeletal Disorders among Hotel HousekeepersPDF[235KB]

ホテルの業界団体が最近まとめたホテル従業員の傷害発生状況統計によると、ホテルのハウスキーピング作業者は、全米のホテル従業員130万人の23%を占める。2004年におけるホテル従業員の災害発生率は5.9%で、サービス業全体の4.2%より40%高い。

1999-2005年の間におけるホテル従業員の災害発生率は6.4%であるのに対し、ハウスキーピング作業者は10.4%に達し、ハウスキーピング以外のホテル従業員の5.6%に対していちじるしく高い。傷害の内容は、筋違い、捻挫の発生がいちじるしく多く、傷害の半数近くに達している。この原因は、最近においてベッドが豪華となってきた上に、人員が削減されたことにより、ベッドメーキングの作業負担が大きくなったことにある。最近開発された「腰部動作モニター」の測定によると、豪華なベッドの作業負担は、NIOSHの勧告する持ち上げ荷重限界を超えている。