OSHAが1971年に発足してから35年が経過した。この間の節目をなす約60の項目がまとめられている。
1971年にOSHAが設立されて以来、職場の死亡災害は62%減少し、傷病発生率は40%低下した。この間において被雇用者数は、56百万人から、115百万人に、事業場数は、3.5百万から7百万人に、それぞれ倍増している。
主な項目としては、
- 基準類の作成とその実施による効果
- 基準の制定に関連した最高裁判決
などが多数を占めるが、トピックスとしては次のものがある。
- 無料相談の開始1975年、対象となった企業数延べ50万
- 自主的保護プログラム(VPP)の開始1982年、現在の対象企業数約1400
- 安全衛生マネジメントガイドラインの制定1989年
- 教育センター発足1992年、現在20箇所のセンターにおける受講者数は年間30万人以上
- 正式ウェブサイト設置1995年
- 国および地域における提携プログラムの開始1998年