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施設 ハノイに研究所本体があり、ホーチミンンに副研究所、ダナンにセンターがあります。いずれも単独の施設であり、ホーチミンの施設は上階が職員用住宅となっています。各施設とも、換気システムや換気扇などを製作する工場を持ち、これをワークショップ (workshop) と呼んでいますが、これらは研究施設と離れた場所に置かれています。ハノイの研究所では研究施設の他に、展示館が付設されています。ここに災害統計、安全装置、災害の発生原因とその対策、保護具、工学的対策機器等が展示されており、訪問者が安全衛生について学べるようになっています。展示館には講義室も設けられており、ここで安全衛生教育が行われています。
ハノイ、ホーチミンの建物は老朽化が進んでいる印象を受けましたが、ハノイの本研究所については老朽化した建物の建替え工事が行われ、訪問時には新施設が完成していました。新しい施設は現在の施設から数キロ離れた場所に設けられており、近々、展示館の部分を残して移る計画であるとのことでした。
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