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ベトナム第3回全国労働安全衛生週間(2001年3月)
(Third National Occupational Safety and Health (OSH) Week in Vietnam, March 2001)

資料出所:MOLISA(労働傷病兵社会省)発行
「Viet Nam Newsletter on Occupational Safety and Health」2001年5月第4号
(訳 国際安全衛生センター)


 数多くの重大な労働災害及び業務上の疾病が毎年増加しており、多くの経済的損失や、人々の苦しみを引き起こしている。労働安全衛生週間は、問題点の認識と、関連する情報の普及を促進するのに、非常に効果的である。ベトナム第3回全国労働安全衛生週間(2001年3月18日から24日迄)は、成功であった。最初の開催時から、全国労働安全衛生週間は、国内の多数の労働者の参加のもとに、ベトナムにおける労働安全衛生の最大のイベントとして行われてきた。
 イベントは、3つの重要な労働安全衛生機関、すなわち労働傷病兵社会省(MOLISA)は保険省(MOH)と共同で、そしてベトナム労働総連合(VGCL)とによって共催された。開会式は、2001年3月18日 Da Nangで、ベトナムの労働安全衛生団体からの300人を超える代表者、ILOの専門家、及び3000人の労働者と学生の参加のもとに、労働傷病兵社会省大臣Nguyen Thi Hangによる週間活動開始の公式声明によって行われた。
 前年と同様、全国労働安全週間中の主な活動は、ワークショップ、セミナー、労働安全衛生展示会、安全クイズ、安全賞の授与、労働災害犠牲者家族の訪問等であったが、今年は、トンネル建設サイトを含む選ばれた企業訪問も行われた。企業においては、労働安全衛生の自己監視と火災爆発防止対策の評価、設備や機械類及び危険区域周辺への新しい警告標識設置のチェック等の活動が行われた。