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資料国際化学物質管理ツールキット
International Chemical Control Toolkit

ILO(国際労働機関)− SafeWork
Chemical Control Banding
(仮訳 国際安全衛生センター)

掲載日:2008.02.12

作業指針シート選定手順

農薬を使用するときは、「農薬」Pesticides. の項、一般的に用いられる溶剤を使用するときは、「汎用溶剤」Common solvents,の項に直接進む。

その他の物質については、最初のステップとして、吸入による有害性分類が、グループA(有害性が最も低い)からグループE(有害性が最も高い)のどれに該当するかを決定するため、「有害性グループの分類」の項に進む。

使用する物質について適用されるEUのリスクフレーズまたは、該当するGHS有害分類によって、有害性グループの分類を行う。

これに続いて、「ガイドライン」のステップ2,3,4の記載内容にそって、使用量の程度と空中に飛散する程度の要素から、該当する管理段階(1−換気一般、2−工学的対策、3−封じ込め、4−特殊)を決定した上で、作業内容に適した作業指針シートを選定する。

吸入による有害性分類に加えて、皮膚および眼に対するリスクの程度を判定するため、「皮膚/眼に対するリスク」の項に進み、吸入による場合と同様に、適用されるEUのリスクフレーズまたは、該当するGHS有害分類によって、グループSに該当するか否かを判定し、該当するときは、「皮膚や眼に有害な化学物質」の作業指針シートSk100を適用する。

適用される作業指針シートの内容において、呼吸用保護具、安全、環境汚染への対策が必要とされるときは、それぞれの項の記載に従う。

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