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速報アスベスト関連疾患を防止する国家プログラムの骨子をILOとWHOが公表

ILO/CIS News, 2007年9月
(速報作成 国際安全衛生センター)

掲載日:2008.01.07

世界労働機関(ILO)と世界保健機関(WHO)が共同で、アスベスト関連疾患の発生を長期的に防止するための各国におけるプログラムの策定に関する骨子を公表した。

国際間の取り決めなどに沿う各国における取組を推進するため、各国の戦略を示す政策文書である「国家プログラム(National Programme)」および諸般の状況を記載した「国家プロファイル(National Profile)」の作成と定期的な改訂を求めている。

プロファイルの内容としては、規制の内容、アスベストとその含有製品の輸入・生産量、ばく露を受ける作業者数(産業のリストと作業者の内訳)、関連疾患の発生数(疾患の種類と産業別などの内訳)、補償対象の作業者数、クリソタイルの職業ばく露限界値、ばく露抑制の監督システム、関連疾患による経済的損失、疫学調査報告など18の項目が示されている。

Outline for the Development of National Programmes for Elimination of Asbestos-Related Diseases

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