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山火事の消火作業中に電気の危険に曝される消防士

資料出所:National Institute for Occupational Safety and Health (NIOSH) 発行
HAZARD ID HID15」
(訳 国際安全衛生センター)

原文は こちら(NIOSHのホームページへのリンク)


Description of Hazard

消防士が直面する様々な危険の中に、山火事の消火活動中の電気による危険があ る。全国防火協会(NFPA)の報告によれば、1980年から1999年の間に、10人の消防士 が山火事の際に、電気に接触して死亡している。(この数字は落雷事故を含んでいな い)[NFPA2001]。米国国立労働安全衛生研究所(NIOSH)の消防士死傷事故調査・予防プログラムの一環として、NIOSHは1999年に起きた2件の別々の事故を調査した。こ の2つのケースでは、消防士は、山火事の消火活動中に感電し、死亡あるいは重傷を 負った。[1999a, b]

たれさがった電線の近くで消火活動中の消防士は、以下のような原因で電気ショック の危険に曝される可能性がある。

  • 地面を伝わって流れ、数フィートも達する電流(斜面)
  • まだ電圧がかかっているたれさがった電線との接触
  • 火事の現場にある導電性の装置や機材の上に落下した、頭上の送電線
  • 充電され電流を流す煙
  • 電圧のかかっているたれさがった電線や装置の上あるいは周りに間断なく 水をかけること

この記事はDescription of Hazardの部分のみ紹介していますが、
出典(英語:全文) は国際安全衛生センターの図書館が閉鎖となりましたのでご覧いただけません。