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NSC発行「Safety + Health」2001年7月号

ニュース


2005年度世界労働安全衛生会議、米国で開催

イリノイ州アイタスカ市 − 第17回世界労働安全衛生会議は、全米安全評議会の第93回年次安全大会&展示会の直前、2005年9月に、フロリダ州オーランド市で開催される。ILO、国際社会保障協会共催の世界安全会議が、米国で開催されるのは、これが初めてである。
 「ILOと国際社会保障協会が、第17回世界安全会議の招請に応じ、全米安全評議会(NSC)は感激し、誇りに思う」と、アラン・マックミランNSC会長。「世界一流の労働安全衛生専門家が集うこの権威ある会議は、向こう4年間で、世界の労働安全衛生の増進を目指す数多の共同活動を最高潮に至らしめるだろう」。
 全米安全評議会及びその他の米国の団体は、世界安全会議の米国招請に向け、1999年より、ILOや国際社会保障協会と交渉してきたと、マックミラン会長は語った。
 「全米安全評議会は、米国政府、NGO及び安全会議の主催団体と緊密に連携し、今後4年間で、最前線の各種調査、デモンストレーションや情報共有プログラムを実施する」とマックミラン会長。「2005年の世界安全会議では、これらの活動を発表し、この重要な会議を機に、既存プログラムを発展させ、対処すべきニーズを特定する」。
 因みに、第16回世界労働安全衛生会議は、2002年5月26〜31日にオーストリア、ウイーンで開催される。