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NSC発行「Safety + Health」2001年9月号

ニュース

エネルギー、労働両省で、労働者災害補償センター開設

 ワシントン − エネルギー省、労働省は、先日、核兵器製造関連業務に従事し、罹病した人々に、労働者災害補償を給付する初の供給センターを開設した。
 エネルギー省によれば、センターは、ケンタッキー州パドゥカ市に開設、このほか、9つのセンターを全米に開設する。センターは、両省の共同出資によるものだが、労働省が、昨年制定されたエネルギー労働者職業性疾病補償法(Energy Employees occupational Illness Compensation Act)に基づき、業務上罹病した現役、元労働者に対する補償、療養給付の管理を所管する。
 対象疾病は、放射線、ベリリウム、シリカ暴露に起因する疾病である。