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低周波騒音についての報告
Low frequency noise report

資料出所:The RoSPA Occupational Safety and Health Journal
「OS&H」|2003年8月号 p.10
(仮訳 国際安全衛生センター)



イギリス環境食糧農林省(Defra: Department for Environment, Food and Rural Affairs)は、低周波騒音の知覚と健康影響についての研究の見直しを発表した。

物理学会(Institute of Physics)、および音響学界(Institute of Acoustics)の会員であるGeoff Leventhall博士が著した、“A Review of Published Research on Low Frequency Noise and its Effects”は、不快感、眠りの型、ストレス、および人間行動のその他の側面に及ぼす低周波騒音の影響の研究について再考察を行っている。

低周波騒音は、低周波音に対して敏感なタイプの人々にかなりの苦痛を引き起こす。一般的に、低周波騒音を受けた人々は、彼等の生活に重大な影響を及ぼす、ハミング音、すなわち太く低いブーンとうなる音を聞いている。

レポートは、(低周波騒音に対する)敏感さが後天的なものである可能性、および世界中の町や市で報告されているハミング音現象(hum)のような重大な問題を考慮している。特に、人の行動、睡眠時間、仕事の効率、および生活態度に及ぼす低周波騒音の影響についてのデータの再評価を行っている。

これは、低周波騒音の被害を受けている人々、衛生の専門家、環境活動グループ、地方自治体、そして音響技師のために書かれた報告書である。

コピーは、以下のウェブサイトから、入手できる。
http://www.defra.gov.uk/environment/noise/lowfrequency/index.htm
または、eメール: noise@defra.gsi.gov.uk で取り寄せるか、以下にコンタクトすること。
Noise and Nuisance Policy, Air and Environment Quality Division, Department for Environment, Food and Rural Affairs
Address: 4/H17 Ashdown House, 123 Victoria Street, London SW1E 6DE