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個人用保護具:プログラムを確立する
PPE: Establing a program

(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2004年1月号 p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)



個人用保護具のためのプログラムは文書にして用意する方が、作成も保守も---そして評価も---容易である。プログラムを作成するのに必要な作業は次のとおり。

  • 各従業員の職場と職場の作業手順の潜在的危険を評価するのに必要なステップを明らかにする。
  • 適切な個人用保護具の選択基準を明らかにする。
  • 個人用保護具の使用に関する従業員の訓練方法を明らかにする。
    • どのような個人用保護具が必要か。
    • どのような場合に個人用保護具が必要か。
    • 個人用保護具の磨耗や損傷を点検するための適切な方法。
    • 個人用保護具の着用および装着状態の調整のための適切な方法。
    • 個人用保護具の適切な取り外し方法。
    • 個人用保護具の限界。
    • 個人用保護具の適切な保管方法。
  • 個人用保護具に対する従業員の理解を評価するための方法を明らかにする。
  • 個人用保護具の適切な使用を徹底するための方法を明らかにする。
  • 必要な健康診断の実施方法を明らかにする。
  • 個人用保護具プログラムの評価をいつ、どのように行うかを明らかにする。
資料出所:"Assessing the Need for Personal Protective Equipment: A Guide for Small Business Employers(個人用保護具の必要性の評価:小規模事業者のための指針)"、OSHA 2000