ニュース要約
News Briefs
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2006年7月号 p.4)
(仮訳 国際安全衛生センター)
掲載日2006.12.07
OSHA、ガイドラインでAEDの設置と訓練を勧告
OSHAは救急処置に関する新たなガイドラインを公表し、この中で労働現場に自動体外式除細動器(AED)を設置し、救急処置の訓練を繰り返し行うことを各職場に対して勧告している。
このガイドラインでは、すでに救急処置の訓練を受けた人々もその技能を最新のものにする必要があり、救急処置プログラムは具体的な場所や業種を念頭に置いて作成する必要があるとしている。また、各職場がOSHA 300記録、OSHA 301様式、および労災補償保険会社の報告書を見直して、「それぞれの業務にとっての救急処置の必要性を見極めるよう」呼び掛けている。
ガイドラインは、www.osha.gov/Publications/OSHA3317first-aid.pdf[163KB]でダウンロードできる。
新型インフルエンザ対応計画、労働省にガイドライン作成を指示
新型インフルエンザに対応するための労働者保護のガイドラインを労働省とその他の政府機関が作成することが、ブッシュ政権の公表した国家計画で明らかになった。
この「新型インフルエンザに対する国家戦略実施計画(Implementation Plan for the National Strategy for Pandemic Influenza)」によれば、「労使双方に対する新型インフルエンザに関する情報の伝達を含め、労働者の安全衛生確保に必要な各種の行動、および関連するさまざまな活動」については労働省が担当するという。
この計画は、www.whitehouse.gov/homeland/pandemic-influenza-implementation.htmlでダウンロードできる。
OSHA、カビに関するハンドブックを公表
OSHAはさきごろ、「屋内作業場におけるカビに関連する問題の防止(Preventing Mold-Related Problems in the Indoor Workplace)」と題された新しいハンドブックをウェブサイトに掲載した。全体で32ページのこのハンドブックでは、建造物の所有者、監督者、および入居者を対象に、カビ問題への対処方法についてさまざまな勧告を行っている。
ハンドブックはwww.osha.gov/Publications/preventing_mold.pdf[206KB]でダウンロードできる。
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