2020.5.1

令和元年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果、公表される

厚生労働省は、2019年11月実施の「過重労働解消キャンペーン」における重点監督の実施結果をとりまとめて公表しました。今回の重点監督は、長時間の過重労働による過労死等に関する労災請求のあった事業場や若者の「使い捨て」が疑われる事業場を含め、労働基準関係法令の違反が疑われる8,904事業場に対して集中的に実施したものです。結果は、3,602事業場(全体の40.5%)で違法な時間外労働がありました。また、過重労働による健康障害防止措置未実施は1,832事業場(同20.6%)でありました。厚生労働省では違反があった事業場に対しては是正に向けた指導を行い、今後も長時間労働の是正に向けた取り組みを行っていきます。詳細は厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11060.htmlに掲載。