令和４年度「過労死等の労災補償状況」を公表

厚生労働省は、令和４年度の「過労死等の労災補償状況」を取りまとめて公表しました。
それによると、「脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況」は、請求件数は８０３件で（前年度比５０件増）、支給決定件数は１９４件（同２２件増）でそのうち死亡件数は５４件（同３件減）でした。
また、「精神障害に関する事案の労災補償状況」は、請求件数２，６８３件で（同３３７件増）で、うち未遂を含む自殺件数は１８３件（同１２件増）、支給決定件数は７１０件（同８１件増）で、うち未遂を含む自殺の件数は６７件（同１２件減）でした。
裁量労働制対象者に関する脳・心臓疾患の支給決定件数は３件で、いずれも専門業務型裁量労働制対象者でした。また、精神障害の支給決定件数は８件で、いずれも専門業務型裁量労働制対象者でした。詳細は厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33879.html に掲載。