2021.4.14

第三次産業の労働災害防止対策をさらに強化 ~名称を「安全で安心な店舗・施設づくり推進運動」として本年度より2年間実施

第三次産業における労働災害が増加傾向にあることから、厚生労働省と中央労働災害防止協会(中災防)の主唱により平成30年から「働く人に安全で安心な店舗・施設づくり推進運動」を展開していますが、本年度から「安全で安心な店舗・施設づくり推進運動」と名称を変更して、引き続き2年間(令和3年4月~令和5年3月)にわたり実施していきます。
本運動は、経営トップの参画の下、本社・本部と店舗・施設における労働災害防止のための取り組みを促進し、それぞれの役割に応じた全社的な安全衛生活動を展開することで、職場の危険箇所の除去、作業方法等の改善、労働者の危険に対する感受性・注意力の向上等を図ってもらい、小売業、社会福祉施設、飲食店における労働災害を減少させることを目的としています。中災防では第三次産業に向け、推進運動の周知啓発ほか、事業場の安全衛生対策への指導援助、KY訓練、転倒災害防止腰痛予防対策に資する研修等の開催、教育支援、教育用テキストや周知啓発資料等の提供などを行っていきます。詳細は、厚生労働省ホームページhttps://anzeninfo.mhlw.go.jp/information/sanjisangyo.htmlに掲載。