「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会」報告書、公表

厚生労働省の「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会」は、化学物質管理に関する規制の見直しについて報告書「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会報告書　～化学物質への理解を高め　自律的な管理を基本とする仕組みへ～」をとりまとめ、公表しました。報告書には、職場における化学物質管理を巡る現状認識のほか、職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討結果として、化学物質の自律的な管理のための実施体制の確立、危険有害性情報の伝達強化、特定化学物質障害予防規則等に基づく個別の規制の柔軟化、がん等の遅発性疾病に関する対策の強化等についての記述が盛り込まれています。厚生労働省はこの報告書を受け、速やかに労働安全衛生法に基づく関係法令の改正の検討を進める方針です。詳細は厚生労働省ホームページ　https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19931.htmlに掲載。また、「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会」報告書は　https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19932.htmlに掲載。