
第65回(平成18年度)全国産業安全衛生大会 安全部会
安全管理活動分科会(第1会場)
会場 朱鷺メッセ 2階スノーホールA(新潟市万代島6−1)
交通 会場循環シャトルバス「朱鷺メッセ」下車
9月21日(木)のプログラム
- 9時30分 開始
1.輸送事故ゼロを目指した安全活動の取り組み
センコー(株)延岡支店 安全環境担当 木田 浩二
危険品の輸送については、絶対に交通事故を発生させない強い意識と行動が必要である。協力会社を含めた関係者への交通安全教育等の取り組みを発表。
- 9時55分
2.みんなで進めよう! 職場環境改善活動
日本貨物鉄道(株)関西支社吹田機関区 検修・車両技術係 田代 直之
平成16年度、当区では労働災害が多発し、“安特”の指定を受けることとなった。安全意識高揚のため職場環境改善活動の推進を図ることとした。
- 10時20分
3.安全作業マニュアル理解度チェック
(株)NTTネオメイト中九州 経営企画部総務部門安全推進室長 千原 秀信
基本動作の再認識を目的に安全作業マニュアルから毎月1回、Webを利用し社員各人がいつでも短時間で確認できるようシステムを導入しゼロ災を目指す。
- 10時45分〜10時55分 休憩
- 10時55分
4.ビューティフル活動による安全の取り組み
住友金属工業(株)交通産機品カンパニー 総務部安全環境室参事補 高田 秀明
当事業所の安全衛生管理の基幹となる活動としてビューティフル活動がある。現場や事務所の美化および5S向上を通じて安全な職場を形成している。
- 11時20分
5.労働災害防止に対する取り組み
東海旅客鉄道(株)東海鉄道事業本部 名古屋保線区施設係 山本 幸弘
労災防止意識を高めるため、痛さ・怖さを伴う疑似体験をして、その結果を労災種別ごとにシート化し、協力会社を巻き込んだ水平展開を実施している。
- 11時45分
6.請負会社安全活動強化ツールの構築
(株)リコー沼津事業所RS事業部 沼津総務C環境安全G主席係長 山我 和男
請負会社社員の労災件数増加という新たな課題を抱えたリコーの生産職場が、請負会社との協業で、請負会社安全衛生活動強化ツールを構築した事例。
- 12時10分〜13時00分 昼休み
- 13時00分
平成18年度工夫・改善・活動事例コンクール 安全衛生活動部門金賞事例発表
- 13時50分
7.新潟県中越地震を教訓とした工場の安全管理
三洋半導体製造(株)新潟工場経営企画室 品質安全環境推進部品質安全環境推進課課長 高井 宏
新潟県中越地震で弊社は甚大な被害を被ったが、人的被害は最小限に抑えられた。地震を契機にさらに安全な職場の実現を目指し見直しを進めた。
- 14時15分
8.新潟県中越地震における安全対策について
東北電力(株)新潟営業所 配電技術サービス課長 安藤 裕
平成16年10月23日に発生した新潟県中越地震で、厳しい状況のなか安全対策を確立して復旧にあたったことで、無災害で乗り切ることができた。
- 14時40分
9.地震時における電源確保について
東日本旅客鉄道(株)信濃川発電所 電気技術主任 佐藤 善哉
地震時は、二次災害の防止、機器の保護のために電源を確保する必要がある。震災の経験から1 電源必要設備の整理、2 設備設置方法をまとめた。
- 15時5分〜15時15分 休憩
- 15時15分
講演 事業場における実践的防災・危機管理
防災・危機管理アドバイザー 山村 武彦
地震・風水害等の災害発生時、職場と組織で被害を最小限にとどめる知識と知恵は何か。実践的防災・危機管理の第一人者が、現場で役立つノウハウを提供する。
- 16時25分 終了
9月22日(金)のプログラム
- 9時30分 開始
10.炉修時の安全確保
(株)神戸製鋼所真岡製造所 製造部溶解室リーダー 国府田 誠
平成17年1月に発生した工事業者の休業災害を契機として、いかにして安全な工事管理が実施できるかを炉修理作業に特化して、本音による新体制を構築した。
- 9時55分
11.保線職場における触車事故防止の取り組み
東日本旅客鉄道(株)千葉支社 成田保線技術センター施設技術主任 柳橋 三男
悲惨な「触車死亡事故」に繋がりかねない「列車待避誤り」を絶滅するため、保線職場において現在行われている様々な取り組みを紹介する。
- 10時20分〜10時25分 休憩
- 10時25分
12.安全カレンダー活用による類似事故防止
三菱ガス化学(株)新潟工場 第5化成課課長 辻本 智雄
過去に発生した事故、労災、ヒヤリハットの発生日でカレンダーを作成し、朝のミーティングでワンポイントKYとして展開、類似事故防止に役立てている。
- 10時50分
13.安全衛生管理の改善はトップの決断から
(株)北越エンジニアリング 本社総務部安全課課長 鈴木 敏章
長年無災害であった当社で突然重大な労働災害が発生した。この原因の究明と改善対策の樹立に監督官庁の指導とトップの強い意思で確立した事例である。
- 11時15分〜11時20分 休憩
- 11時20分
講演 現物現場の安全活動活性化
(株)ブリヂストン安全管理部 古賀 良男
22年間の工場安全活動の業務の中で学んだゼロ災確保のノウハウをまとめた「安全いろはカルタ」を紹介。
自社の特質に合った事項を取り込み安全活動の活性化に活用して欲しい。
- 12時20分 終了
安全管理活動分科会(第2会場)
会場 朱鷺メッセ 2階スノーホールB (新潟市万代島6−1)
交通 会場循環シャトルバス「朱鷺メッセ」下車
9月21日(木)のプログラム
- 9時30分 開始
1.JFE西日本倉敷地区の安全活動の取り組み
JFEスチール(株)西日本製鉄所(倉敷地区) 労働人事部倉敷安全衛生室 小野 一成
JFE倉敷では安全レベル向上のため、自主的な安全活動を実施してきた。平成17年後半の取り組みと反省、平成18年度の安全活動について報告する。
- 9時55分
2.冬期間における安全作業の確保にむけて
北海道旅客鉄道(株)札幌運転所 検修科・車両技術係 中村 大輔
豪雪地域特有の冬期間に行われる車両融雪作業の、過去のヒヤリハット報告を教訓とした、職場内の労働災害防止に向けた取り組みを紹介する。
- 10時20分
3.作業中事故の撲滅に向けた全社的な取り組み
(株)NTTネオメイト兵庫 経営企画部担当課長 大槻 明典
安全推進体制において、現場での安全指導のほか、全社あげての実践演習、高所作業研修、職長研修等を総合的に実施し、無事故まる2年間継続中である。
- 10時45分〜10時55分 休憩
- 10時55分
講演 多様化する就労形態に対応した安全衛生管理責任〜改正労働安全衛生法の視点を含めて〜
白鴎大学法学部教授 畠中 信夫
派遣、業務処理請負の一般化等々多様化する就労形態に対して、法的な側面から、企業の安全衛生管理責任はどうなっているのか等について話を進める。
- 12時05分〜13時00分 昼休み
- 13時00分
4.安全チョッキおよび見張合図棒の改良について
東海旅客鉄道(株)静岡支社 静岡保線区施設係 中神 慎一
夜間作業では、列車の乗務員等からの作業員位置の把握が不可欠であることから、現行の保護具を改良し更なる事故防止を考察した。
- 13時25分
5.中高年齢従業員の活用による安全衛生対策
金沢星稜大学大学院地域経済システム研究科 服部治研究室修士課程 表川 勝成
中高年齢従業員の活用による安全衛生対策は、災害防止に有効のみならず組織文化の醸成や人材育成等、健全な企業の発展に果たす役割は極めて重要である。
- 13時50分
6.軌道陸上兼用車運用時の安全対策
東日本旅客鉄道(株)八王子支社 八王子電力技術センター電気技術係 山田 創平
軌道陸上兼用車の事故を受けてCS会議等で検討を行い、安全作業マニュアル等を作成、それらを日々実行することで再発防止に取り組んでいる。
- 14時15分〜14時20分 休憩
- 14時20分
7.屋根から作業員が墜落した事象と対策
ジェイアール東日本ビルテック(株)千葉支店 事業1課副課長 国井 義友
駅舎旅客上家にある谷樋の清掃で、準備作業開始直後に作業員がホーム上に墜落した。この事象を踏まえ、安全作業を行わせるための設備の考え方を検討。
- 14時45分
8.安全衛生活動の評価について
新日本製鐵(株)本社人事・労政部 安全健康グループマネジャー 小柳 健
当社の社内評価と、(財)労働科学研究所の協力のもと実施した安全に対する意識調査について報告する。
- 15時10分 終了
9月22日(金)のプログラム
- 9時30分 開始
9.労働災害ゼロの推進
三洋半導体製造(株)群馬工場 トランジスタ製造部小信号製造課課長 富田 一洋
半導体特有の危険因子を排除すべく、独自のパトロール診断を柱に全ライン一丸となって進めた取り組みを紹介する。
- 9時55分
10.工事会社と一体となった安全活動の取り組み
東北電力(株)本店 お客さま本部配電部課長(配電運用) 土門 孝文
災害やトラブルの未然防止に向け、発注者と工事会社が一体となって安全諸活動を展開している。この中の一つ、安全パトロールの取り組みを紹介する。
- (10時20〜10時25休憩)10時25分
11.実車を用いた事故防止訓練による安全意識の高揚
東日本旅客鉄道(株)大宮支社 設備土木課主席 岩崎 秀明
JRおよびパートナー会社による合同事故防止訓練を行い、設備関係の事故を未然に防止することで、鉄道の安全・安定輸送に貢献できるよう努めている。
- 10時50分
12.一人ひとりの心で重ねた無災害記録
(株)日立産機システム中条事業所 人事勤労部中条総務グループ教育安全係主任 佐藤 孝行
平成9年に休業災害発生以降、無災害職場の確立に向け、設備の老朽化に伴う二次災害防止に積極的に取り組み、無災害記録を継続している。
- 11時15分 終了
機械・設備等の安全分科会
会場 新潟県民会館 小ホール(新潟市一番堀通町3−13)
交通 会場循環シャトルバス「新潟県民会館」下車
9月21日(木)のプログラム
- 9時30分 開始
1.安全で人に優しい職場づくり
日産自動車(株)九州工場 第二製造部第二塗装課 中里 美彦
全員の知恵で治具製作に取り組み、作業姿勢の改善と安全性向上を図り、エルゴノミクス評価を軽減し、人に優しい職場づくりを実現した。
- 9時55分
2.鉄道施設の維持管理業務における安全対策
四国旅客鉄道(株)土木技術センター助役 横田 剛生
鉄道施設の検査業務における安全対策のために実施している項目および瀬戸大橋での塗装工事において開発した、スライド足場について報告する。
- 10時20分
3.主機モーター吊り出し方法の改善
JFE電制(株)電機工場2回転機修理 佐藤 秀行
大型モーター吊り出し作業で、吊りビームを考案することで、作業工法の改善、作業時間の短縮と共に高所、開口部への近接作業の減少が図れる。
- 10時45分
平成18年度工夫・改善・活動事例コンクール 安全・衛生・快適考案部門金賞事例発表
- 12時00分〜13時00分 昼休み
- 13時00分
4.立坑階段歩行時の重大傷害事故防止対策
東日本旅客鉄道(株)東京支社東京配電技術センター 品川メンテナンスセンター電気技術係 小林 康晴
昼間でも暗く危険な地下トンネルへの立坑階段で当センターで技術開発したライトファイバー照明を採用、社員の転倒等の重大傷害事故防止に取り組んだ。
- 13時25分
5.カレンダードクター紙片除去作業の安全化
紀州製紙(株)大阪工場抄造課抄紙係員 吉田 政人
カレンダードクター粕受けに紙片が噛み込んだとき、その除去に挟まれ・切れ・転落・転倒の危険があった。粕受けを単独で分離できるように改造した。
- 13時50分
6.重量物作業の分析と改善による労働災害防止
東海旅客鉄道(株)新幹線鉄道事業本部 浜松工場車両係 工藤 誠治
浜松工場電機職場では、安全意識向上と安全管理強化を目指し、重量物取り扱い作業の分析および改善を図ることで重量物作業時の労働災害防止を推進している。
- 14時15分
7.人に優しい高所作業車でリスク低減を目指す
(株)NTTネオメイト設備ビジネス本部 ビジネス推進部安全品質担当 高野 修史
高齢化による身体的機能低下等が原因で発生する高所作業車使用中の労働災害ゼロを目指して、「人に優しい高所作業車」を開発し普及拡大を図っている。
- 14時40分
8.配電線路事故探索における事故防止の取り組み
東日本旅客鉄道(株)横浜支社 横浜電力技術センター電気係 根本 圭
配電線路設備は営業線路および電車線路設備の上部に設備しており、事故探索時に感電・墜落の恐れがあるため、今回、新しい事故探索方法に取り組んだ。
- 15時05分〜15時15分 休憩
- 15時15分
シンポジウム 機械設備の安全担当者をいかに育成するか
講師 |
ソニーファシリティマネジメント(株)セーフティ管理センター
安全衛生グループ 課長 |
内藤 博光 |
日本軽金属(株)人事部安全衛生担当課長 |
奈木 勉 |
長岡技術科学大学専門職大学院教授 |
杉本 旭 |
助言者 |
厚生労働省安全衛生部安全課 副主任中央産業安全専門官 |
毛利 正 |
司会 |
中災防技術支援部 安全管理士 |
粂川 壯一 |
- 16時55分 終了
9月22日(金)のプログラム
- 9時30分 開始
9.生産グローバル化に伴う動力災害防止の充実
トヨタ自動車(株)安全健康推進部安全衛生室 担当員 菱田 修
グローバルに生産活動を行う中、国際安全規格への対応を含め、動力災害対策等の充実を図ってきた。特に、ロックアウトシステムの導入を中心に紹介する。
- 9時55分
10.耐震補強工事における労働災害防止の研究
東海旅客鉄道(株)新幹線鉄道事業本部 熱海保線所施設係 海保 大樹
熱海高架橋の耐震補強工事は、狭隘・在来線近接・高所作業を伴った。これら条件下でも安全に施工できる「地組リフト工法」を考案したので報告する。
- 10時20分
11.感電防止対策の取り組み
北越製紙(株)新潟工場事務部保安課長 永井 清
抄紙機の操作盤内で感電災害が発生。200V充電部が剥き出しでフールプルーフの思想で設計されていないことが判明した。再発防止に向けた取り組み。
- (10時45〜10時55休憩)10時55分
12.機械設備の安全性評価度導入の取り組み
東日本旅客鉄道(株)新津車両製作所 計画部総務課副課長 小林 吉隆
新規に導入する機械設備や改造する機械設備について、事前に安全性を確認する安全性評価を導入することにより、労働災害の発生を未然に防止した。
- 11時20分
13.プレス検査を通してのプレス災害防止対策
(社)燕西蒲労災防止協会参事 佐藤富美夫
動力プレス自主検査および技能講習ならびに巡回訪問で、プレス災害の悲惨さを啓発したことにより昨今のプレス災害発生件数が激減した成果の発表。
- 11時45分
14.台車牽引装置の開発
東日本旅客鉄道(株)新幹線総合車両センター 台車科車両技術主任 武田 修
新幹線電車の台車組立ラインにおいて、次工程への台車移動を手押しから電動シリンダと傾斜スライド装置を組み合わせ、自動で搬送できる装置を開発した。
- (12時10〜13時00昼休み)13時00分
15.コンテナ作業の「転落・飛来・転倒」の防止対策
(株)リンコーコーポレーション運輸本部東港 港運事業部部長 田澤 信吾
近年港湾荷役で発生した死亡災害を調査、分析すると、コンテナ作業による災害が最も多いことからコンテナ船用ゴンドラを考案、製作して安全対策に寄与。
- 13時25分
事例報告と講演 機械設備に係るリスクアセスメントの実際
事例報告 |
1 油圧ショベルのリスクアセスメント |
日立建機(株)土浦事業統括本部品質保証センタ 主任技師 |
杉 明 |
2 ロータリー複合加工機のリスクアセスメント |
(株)研精舎製造本部副本部長・技術部長 |
高野 泰夫 |
講演 |
機械安全におけるリスクアセスメント |
長岡技術科学大学大学院 客員教授 |
蓬原 弘一 |
- 14時35分 終了
ヒューマンファクター分科会
会場 朱鷺メッセ 4階マリンホール(新潟市万代島6−1)
交通 会場循環シャトルバス「朱鷺メッセ」下車
9月21日(木)のプログラム
- 9時30分 開始
1.ヒューマンエラー未然防止への新たな取り組み
中国電力(株)広島電力所 技術課運営担当副長 内広 哲治
電力設備での作業・運転・管理においてヒューマンエラーによる事故・トラブルを未然防止する新たな切り口での改善活動を開発し導入したので紹介する。
- 9時55分
2.貨物駅業務の新入社員の安全教育について
日本貨物鉄道(株)関西支社 西岡山駅輸送指導係 帯川 明宏
新任者に対して、入換業務を行う上での安全性向上を図るため、『新任者に対する安全マップ』を作成し、業務上の安全指導を行っている事例。
- 10時20分
3.ヒヤリハット活動による安全ツールの開発
千代田計装(株)西日本事業所所長 岡部 博志
ヒヤリハット抽出を強く推進した。この結果を分析し、対策として日常使用しているツールを改善、数々の安全ツールを開発した。重大災害防止に効果あり。
- 10時45分〜10時55分 休憩
- 10時55分
4.車両入換誘導作業の分りやすい教育手法の研究
東日本旅客鉄道(株)千葉支社 京葉車両センター車両係 小檜山大輔
職業教育カリキュラム開発手法(CUDBAS)により、鉄道車両の構内入換業務を受け持つ社員の教育手法を創り上げた研究について発表する。
- 11時20分
5.手作業削減活動によるヒューマンエラー防止
出光興産(株)愛知製油所 製油二課安全衛生委員 金子 英俊
エラーに関わるヒヤリを分析すると約70%が手作業に起因。手作業改善を行い、人と設備の接点低減により、エラー発生確率を抑制しようと活動を推進。
- 11時45分
6.新入社員の安全教育について
東日本旅客鉄道(株)八王子支社 八王子信号通信技術センター助役 鈴木 高史
世代交代が急速に進む中、JR東日本では信通社員の大量採用を行うこととなった。それに伴う安全に関する教育体制の見直しについて報告する。
- 12時10分〜13時00分 昼休み
- 13時00分
7.ヒヤリハットの運営方法
三菱ガス化学(株)新潟工場 第6化成課課長 山内 正男
顕在ヒヤリと潜在ヒヤリごとに重要度を3段階に分類、それぞれに対応策を示し、事故災害の未然防止に役立てる。
- 13時25分
8.不安事項をなくして現場に出よう!
東日本旅客鉄道(株)大宮支社 宇都宮新幹線保線技術センター施設技術主任 百村 薫
当社は安全安定輸送を基幹とした鉄道業であることから、事故災害発生時に即応するため、「不安事項をなくして現場へ出よう」と取り組んでいる。
- 13時50分
第3回安全衛生フォトコンクール表彰式および発表会
- 14時30分〜14時40分 休憩
- 14時40分
講演 ヒューマンエラー再考
(独)労働安全衛生総合研究所 人間工学・リスク管理研究グループ主任研究員 中村 隆宏
様々な災害の背景要因として注目されるヒューマンエラーについて、その本質的な意味を再考し、災害防止対策としての安全教育への展開について検討する。
- 16時00分 終了
9月22日(金)のプログラム
- 9時30分 開始
9.職場の作業リスク低減に関する研究
東海旅客鉄道(株)東海鉄道事業本部 名古屋工場車両技術主任 町田 泰亮
職場の危険作業を安全な作業方法に標準化し、要注意作業フロー集としてまとめた。また、危険を意識させるワンポイント集を作成し標準化を定着させた。
- 9時55分
10.配電作業における人的ミスと安全教育の関係
中国電力(株)販売事業本部福山営業所 配電運営課主任 高木 伸之
配電関係の工事において、人的な短絡行為や確認不足による、災害、設備被害の抑止を、安全教育を通じて改善を図った事例である。
- 10時20分
11.熟練運転士が持つエラー防止スキルの分析
東日本旅客鉄道(株)JR東日本研究開発センター 安全研究所主席 高田雄一郎
熟練運転士のエラー防止スキルを効率的に修得させるため、インタビューを行い、要注意エラー状況を収集分析し、さらにエラー防止の工夫を整理した。
- 10時45分〜10時55分 休憩
- 10時55分
12.原子力発電所の作業・安全管理への取り組み
東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所 所長付・部長 日比野悦久
6千名規模の作業・安全管理には所員と作業者が一体化した取り組みが必要。不適合情報をあげる仕組みや合同推進チームのほか、固有の活動を紹介。
- 11時20分
13.新幹線電力入場者教育について
東日本旅客鉄道(株)大宮支社 大宮新幹線電力技術センター安全指導科長 鶴貝 修
新幹線の特殊性を未経験者に理解させるための安全教育として新規入場者教育を実施しているので、その取り組みについて報告する。
- 11時45分
14.スキル表を活用した教育システム
三菱ガス化学(株)新潟工場 元第4化成課課長 大塚 晋
当課独自のスキル表と課員全員で作成したワンポイントレッスンシートを使用した教育により、ヒヤリ事例を減らし、無事故無災害に役立てている。
- 12時10分〜13時00分 昼休み
- 13時00分
15.保安関係参考書作成による安全意識の向上
東日本旅客鉄道(株)新潟支社 新潟機械技術センター施設技術主任 加藤 由紀
事故が発生するつど、ルールの見直しとなる。大量退職時代の今、若い技術者の育成が課題である。関係資料のビジュアル化を図り、教育資料とした。
- 13時25分
講演 安全な企業や組織は何をしているのか
日本ヒューマンファクター研究所教育開発研究室長 塚原 利夫
近年、日本を代表する企業において重大災害が頻発している。安全な企業や組織を目指すため「組織の安全文化」の構築について考える。
- 14時45分 終了
交通安全分科会
会場 新潟県民会館 大ホール(新潟市一番堀通町3−13)
交通 会場循環シャトルバス「新潟県民会館」下車
9月22日(金)のプログラム(この日のみの開催)
- 9時35分 開始
1.職場から交通事故ゼロを目指して
(株)交通建設千葉支店安全部長 鈴木 剛樹
JR東日本の軌道土木関係の修繕工事を主に請負い、特殊なJRの作業形態で使用される自動車の交通事故防止に向けた取り組みと改善策の一考察である。
- 10時00分
2.職場における交通安全対策の推進活動
滋賀センコー運輸整備(株)係長 山本 利一
ドライバーの気持ちに立った指導を交通安全対策の基本に置いている。交通安全活動を全員で取り組むことで、安全運転に成果を得た。
- 10時25分
3.なぜから始める「交通事故ゼロ」への模索
(株)NTTネオメイト中国島根支店経営企画部 企画部門安全推進(島根エリア)担当主査 長尾 悦久
会社の経営理念および安全指針のもと、増加する交通事故を減らすために策定した独自の施策メニューにより「交通事故ゼロ」を目指した取り組みを紹介。
- 10時50分〜11時00分 休憩
- 11時00分
4.一時停止を活用した事故防止
第一タクシー(株)運行管理者 土田 剛
交通事故、特に死亡事故の発生が抑止できない現状では、基本的対策が不十分。潜在的危険の対処は、安全を確かめるために一時止まって視ることである。
- 11時25分
5.車載カメラを活用した事故防止教育
(株)損害保険ジャパン自動車業務部 交通安全コンサルタント 青木 洋
タクシー企業の車載カメラ搭載有無による営業所別事故削減効果の関係と、カメラ映像を用いた事故解析個人指導の効果について追跡調査の結果を報告する。
- 11時50分〜12時50分 昼休み
- 12時50分
6.システムを導入した安全施策!
(株)NTTネオメイト関西経営企画部 安全品質担当主査 堀内 健司
弊社の安全基本サイクルの一つ、CRT運転適性検査(警察庁方式)とアイカメラを活用し、社員個々人の運転適性を把握・指導し事故を減少させた事例。
- 13時15分
7.交通事故防止に向けた取り組み
第一建設工業(株)新潟支店 新潟新幹線工事所線路主任 笹川 隆
増加傾向にあった交通事故に関して、社員一人ひとりの交通事故防止に対する意識を高揚させる運動とハード面の改善を実施し、発生を抑制できた。
- 13時40分〜13時50分 休憩
- 13時50分
講演 交通事故抑止のノウハウ
新潟大学名誉教授 長塚 康弘
交通事故の最多発生原因は、運転者の『知覚不全』である。事故削減に向けた効果的な取り組みとは?各地のタクシー会社等での事例を基に実践的な取り組みを学ぶ。
- 14時50分 終了