たくさんのご参加ありがとうございました。
今年で63回目を迎えた全国産業安全衛生大会が10月27日(水)から3日間、12年ぶりに大阪で開催されました。
27日は大阪城ホールで総合集会が行われ、 第一部の開会式では満員の参加者を前に東京から衛星回線を利用して奥田碩中災防会長が大会式辞を述べました。 その中で、安全意識や危険感受性が弱まってきているのではないか、安全衛生に関する技能・技術の継承が不十分ではないかと指摘し、 産業界の第一線を担ってきた「現場力」の再活性化を図ることを強調しました。 その後、小泉純一郎内閣総理大臣、尾辻秀久厚生労働大臣の祝辞に続き、 太田房江大阪府知事、關淳一大阪市長から歓迎のご挨拶をいただきました。
労働安全衛生活動の推進に功労のあった個人、団体関係者の表彰式の後、「安全なくして生産なし」の原点に立ち返り、 「安全文化」の創造・定着を図るという大会宣言が採択されました。
第二部では小田清一厚生労働省安全衛生部長による「労働安全衛生行政の動向」と題する講演に続き、ェ仁親王殿下に、 スポーツを通じた様々な活動やご自身の癌とのかかわり方など、貴重なご体験をもとにした特別講演をいただきました。
28日29日は大阪市内で14の分科会にわかれ、事業場の担当者による140題にのぼる研究発表や安全衛生の専門家よる講演、 シンポジウムが行われました。各会場とも盛況で、参加者は熱心に発表に耳を傾けていました。
![]() 衛星回線で大会式辞を述べる奥田会長 |
![]() 表彰式 緑十字賞受賞者 |
![]() 中間体操でリフレッシュする参加者 |
![]() ェ仁親王殿下の特別講演 |
開催日 平成16年10月27日(水)〜29日(金)<3日間>
参加者数 約15,000名
総合集会 平成16年10月27日(水) 大阪城ホール
アトラクション 大阪府警察音楽隊
国歌斉唱 | ||
開会の辞 | 中央労働災害防止協会副会長 | 倉内 憲孝 |
大会式辞 | 中央労働災害防止協会会長 | 奥田 碩 (東京から衛星放送) |
祝辞 | 内閣総理大臣 | 小泉純一郎 |
(総理大臣メッセージ代読 中央労働災害防止協会専務理事 中野秀世) | ||
厚生労働大臣 | 尾辻 秀久 | |
(祝辞代読 厚生労働事務次官 戸苅利和) | ||
大阪府知事 | 太田 房江 | |
大阪市長 | 關 淳一 | |
挨拶 | (社)大阪労働基準連合会会長 | 倉内 憲孝 |
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顕功賞表彰 中災防会長賞表彰 平成16年度緑十字賞表彰 平成16年度工夫・改善・活動事例コンクール表彰 |
2名 2社 91名 15件 |
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講演 | 「労働安全衛生行政の動向」 厚生労働省労働基準局安全衛生部長 | 小田 清一 | |
中間体操・休憩 | |||
特別講演 | 「我が国の福祉 ― 癌とスポーツの危機管理について ―」 | ェ仁親王殿下 |
部会・分科会の構成
総合集会、部会・分科会 | 日程 | 会場 | |
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安 全 衛 生 総 合 部 会 |
マネジメントシステム | 10月28日,29日 | クレオ大阪中央 |
中小企業 | 10月28日 | 森ノ宮ピロティホール | |
第三次産業 | 10月29日 | 大阪国際交流センター さくら | |
ゼロ災運動 | 10月28日 | 大阪府立青少年会館 | |
RST | 10月29日 | ドーンセンター | |
海外安全衛生 | 10月28日 | 大阪国際交流センター 小ホール | |
安 全 部 会 |
安全管理活動 | 10月28日,29日 | 大阪国際交流センター 大ホール及びさくら |
機械・設備等の安全 | 10月28日,29日 | インテックス大阪 国際会議ホール | |
ヒューマンファクター | 10月28日,29日 | エル・おおさか | |
交通安全 | 10月29日 | 大阪府立青少年会館 | |
衛 生 部 会 |
労働衛生管理活動 | 10月28日,29日 | 大阪市中央公会堂 大集会室及び 中集会室 |
健康づくり | 10月28日 | 大阪厚生年金会館 大ホール及び 芸術ホール | |
メンタルへルス | 10月29日 | 大阪厚生年金会館 大ホール | |
化学物質管理 | 10月28日 | ドーンセンター |
プログラム | |||
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