
全国産業安全衛生大会プログラム 安全衛生総合部会
労働安全衛生マネジメントシステム分科会
会場 新潟テルサ 多目的ホール(新潟市鐘木185−18)
最寄駅 会場循環シャトルバス「新潟産業センター」下車
9月21日(木)のプログラム(この日のみの開催)
- 9時30分 開始
1.安全衛生管理の自主評価活動の一考察
(社)日本自動車工業会安全衛生部会委員
(川崎重工業(株)勤労部安全保健グループグループ長) 平尾 幹伸
自動車メーカー各社が取り組む安全衛生管理の自主評価活動の現状を調査し、その内容や結果の活用、成果について報告・提言する。
- 9:55
2.障害者が働く工場での労働安全衛生管理
オムロン太陽(株)工場長 御前 照夫
従業員の半数以上が障害者である工場に労働安全衛生マネジメントシステムを導入し、安全で快適な職場、ユニバーサルな工場づくりを報告。
- 10時20分〜10時30分 休憩
- 10時30分
3.ITを活用した安全衛生マネジメントの構築
三菱化学(株)水島事業所製造1部芳香族課 安全担当スタッフ 牧 廣幸
ITツールを活用したゼロ災活動を02年より取り組み、安全衛生マネジメントシステムとして構築した。その取り組みと成果について報告する。
- 10時55分
4.労働安全衛生マネジメントシステム運用の鍵
五洋建設(株)北陸支店安全品質環境部課長 山口 勝彦
安全衛生パトロールや教育を通した、五洋建設(株)北陸支店のシステムの定着に向けた取り組みについて、問題点を含めまとめたもの。
- 11時20分
特別報告 更新審査の進め方と考え方について
中災防マネジメントシステム審査センター 所 長 渡邊 元治
JISHA方式適格OSHMS認定について、有効期間(3年間)の更新を行う事業場に対する認定更新に関する審査の考え方とその進め方について説明する。
- 11時45分
事業場特別報告 更新審査を体験して〜安全衛生水準の向上に向けて〜
セイコーエプソン(株)総務部(安全推進担当部長) 百瀬 政夫
JISHA方式適格認定の更新審査が今年から始まった。
NESP(New EPSON Safety & Health Program)のこれまでの成果、更新審査を体験してみての意義、そして今後のNESPについて紹介する。
- 12時10分〜13時00分 昼休み
- 13時00分
5.マネジメントシステムによる安全職場の確立
(株)住友金属直江津総務部総務室 安全グループリーダー 堀川 英雄
従来から取り組んでいる認○職場活動にOSHMSのリスクアセスメントの評価手法を取り入れ、積極的に推進している職場改善活動事例を紹介する。
- 13時25分
6.新潟工場DSHの構築
松下電工(株)新潟工場 総務課安全衛生担当 海津 春一
守りの安全から攻めの安全への革新による「サスティナブル・安全追求」に向けた、新潟工場DSH(D:電工、S:safety、H:health)を構築する。
- 13時50分
7.MSH導入による設備安全化への取り組み
松下電器産業(株)松下ホームアプライアンス社IHクッキングヒータービジネスユニット
神戸工場生産技術チーム主任技師 薮内 勝博
生産技術者が、安全設備の導入に向け当社の安全衛生マネジメントシステムを活用し、新規設備を含め、500台もの設備に改善を加えた安全対策事例。
- 14時15分
8.OSHMSとゼロ災運動の一体化運用
上野キヤノンマテリアル(株) 総務部総務課専任主任 岡田 圭司
OSHMS導入の理由、中災防による実地調査および位置づけ、調査に基づく課題の明確化と変革に向けた模索、OSHMSとゼロ災運動の一体化運用と効果。
- 14時40分〜14時50分 休憩
- 14時50分
シンポジウム 改正労働安全衛生法とマネジメントシステムの推進〜その実際〜
基調報告 法令におけるマネジメントシステムの位置づけについて(仮題)
|
厚生労働省安全衛生部安全課長 |
高橋 哲也 |
講師 |
住友金属工業(株)人事労政部次長兼安全・健康室長 |
福成 雄三 |
豊田安全衛生マネジメント(株) 代表取締役社長 |
小出 勲夫 |
YKK(株)黒部事業所 環境・安全衛生グループ安全衛生担当 |
村井 和夫 |
助言者 |
厚生労働省安全衛生部安全課長 |
高橋 哲也 |
司会 |
中災防マネジメントシステム審査センター副所長 |
白崎 彰久 |
- 16:40終了
リスクアセスメント分科会
会場 新潟テルサ 多目的ホール(新潟市鐘木185−18)
最寄駅 会場循環シャトルバス「新潟産業センター」下車
9月22日(金)のプログラム(この日のみの開催)
- 9時30分 開始
1.車輪旋盤作業における安全性の向上について
東海旅客鉄道(株)関西支社 大阪第三車両所車両係 垣本富祐輝
新幹線の車輪旋盤作業中に発生する「切削屑の飛散対策」と取り組む過程で、数々の安全対策を実施した結果、安全性の高い作業環境を創出した。
- 9時55分
2.安全活動におけるリスク評価の導入事例
(株)ユアテック送電部課長 木村 博
送電線工事におけるTBM-KYおよびヒヤリ・ハット等の安全活動について、リスク評価の手法を導入した事例を紹介する。
- 10時20分
3.No.1圧延機 危険ゼロ職場を目指して
(株)神戸製鋼所真岡製造所 製造部冷延精整室リーダー 古沢 徹
No.1圧延機のリスクアセスメントを進める中で、問題となるアタッチメント交換作業、コンベア内作業にハード対策を施し、安全性向上を図った。
- 10時45分〜10時55分 休憩
- 10時55分
4.リスクアセスメント活動への挑戦
日産自動車(株)座間事業所 車両生産技術本部車体技術部車体設備製作課工長 酒井 透
リスクアセスメントの導入で危険要因の定量的評価と物的対策を実施し、その活動の成功体験を収録したビデオで職場全体に波及させた活動事例。
- 11時20分
5.ゼロ災害・ゼロ疾病達成〜職場活動記録
東京急行電鉄(株)鉄道事業本部運転車両部 二子玉川乗務区運転士 村木 克広
会社で実施したリスクアセスメント研修を受け、運転士と車掌の混在する自職場に適応させた、リスクアセスメント取り組みの記録である。
- 11時45分
6.わが社におけるマネジメントシステムの構築
三洋東京マニュファクチャリング(株)総務・人事部 総務課長 須田 隆夫
会社の経過説明とリスクアセスメント構築、内部監査員教育、STMC安全大会発表会および改善事例の紹介。
- 12時10分〜13時00分 昼休み
- 13時00分
7.リスクアセスメントを活用した無災害運動
東日本旅客鉄道(株)仙台支社郡山総合車両センター 総務科助役 真船 栄
鉄道車両のメンテナンス工場として安全管理は重要である。当所独自のリスク低減活動を追求し活動した結果と、無災害継続865日以上の成果を集約した。
- 13時25分〜13時30分 休憩
- 13時30分
シンポジウム リスクアセスメントをいかに進めるか
基調報告 リスクアセスメント指針について(仮題)
|
厚生労働省安全衛生部安全課 主任中央産業安全専門官 |
田中 敏章 |
講 師 |
セイコーエプソン(株)富士見事業所人事・総務本部 IC総務部課長 |
今井 千一 |
トピー工業(株)社員部安全・教育担当部長 |
谷本 仁 |
助言者 |
厚生労働省安全衛生部安全課 主任中央産業安全専門官 |
田中 敏章 |
司 会 |
中災防技術支援部マネジメントシステム推進センター 所長 |
笠原 國昭 |
- 15:20終了
中小企業分科会
会場 新潟市音楽文化会館 ホール(新潟市一番堀通町3−2)
最寄駅 会場循環シャトルバス「新潟県民会館」下車
9月21日(木)のプログラム(この日のみの開催)
- 9時30分 開始
1.八幡労働基準協会における安全衛生活動
黒崎播磨(株)総務人事部安全衛生グループ長 上村 勝裕
豊富な経験と感性を持ったベテランの安全・衛生管理者のノウハウ伝承を目的に、平成13年から実施した安全衛生担当者研修会の事例を発表する。
- 9時55分
2.真岡安全衛生塾
大和ハウス工業(株)協力会社 匂坂工業(有)代表取締役 匂坂 正博
初歩的な労働災害防止対策として、ベテランセーフティリーダー等による貴重な体験の伝承と、地域の安全文化構築を目的に「安全衛生塾」を開講した。
- 10時20分
3.協力企業との共同安全活動の推進
昭和電工(株)川崎製造所アンモニア課長 栗山 常吉
製造所内の協力企業と共同で取り組んだ安全活動で、請負作業に潜む危険点を抽出し、より安全な作業に改善した事例を発表する。
- 10時45分
4.建設工事現場災害0を目指して
(株)村山土建専務取締役 村山 徹
平成17年7月1日厚生労働大臣表彰を受賞。当社で進める現場作業員の安全教育、2千人の安全大会、足場先行工法について発表する。
- 11時10分〜11時25分 休憩
- 11時25分
特別報告 中小規模事業場における安全衛生活動の活性化
〜たんぽぽ計画アドバイザーとしての活動から〜
労働安全コンサルタント 豊島 豊秀
中小規模事業場集団の指導を通じ、集団並びに各企業の安全衛生活動を活性化し、いかにその水準向上を進めてきたか、事例を取り上げながら紹介する。
- 12時00分〜13時00分 昼休み
- 13時00分
5.自前の新聞による情報共有とたんぽぽ活動
柏崎製造工業組合(柏崎労働基準協会分科会) 柏崎労働基準協会事務局長 鍵冨 雅雄
36社で組合をつくり、たんぽぽ事業に取り組んだ。随時、柏崎たんぽぽ新聞を発刊し、情報を共有することで参加意識も芽生え、効果的活動ができた。
- 13時25分
6.直協一体となったPDCAを展開
東洋鋼鈑協力会事務局長 浅谷 吉人
職場の労働災害防止のキーマンである職長の管理能力向上と人材育成を図るため、親企業と緊密な連携のもと、PDCAによる安全衛生活動を展開した。
- 13時50分
7.ひとつの小さなケガもなくし千日無災害達成
藤木鉄工(株)総務部安全環境課課長(調査役) 塩原 三典
安全は我が社の品質である。小さなケガも見逃さず無くすことが、無災害日数の継続になる。全員が定年まで小さな事故災害にも遭わないための安全活動。
- 14時15分
8.中越地震で得た知見
朝日酒造(株)取締役工場長 片岡 惇
平成16年10月23日の中越地震で当社も甚大な被害を受けた。各被害状況、余震対策と同時に進められた復旧作業から得た安全対策と地震対応について発表する。
- 14時40分
特別報告 プレス事業場へのリスクアセスメント導入を目指して
(社)日本金属プレス工業協会安全委員会委員長 奥寺 清二
プレス事業場向けリスクアセスメント入門マニュアル作成と、その導入を図りプレス災害防止を目指してきた活動について、事例を紹介しながら報告する。
- 15時15分〜15時30分 休憩
- 15時30分
講演 酒づくり、人づくり
新潟県酒造組合教育委員会委員長 高橋 剛
評価の高い新潟の酒。しかし、ベテラン蔵人は高齢化で減少の一途をたどる。若手社員を技術者として養成する新潟清酒学校。その理念と教育を紹介する。
- 16:50終了
第三次産業分科会
会 場 新潟市音楽文化会館 ホール(新潟市一番堀通町3−2)
最寄駅 会場循環シャトルバス「新潟県民会館」下車
9月22日(金)のプログラム(この日のみの開催)
- 9時30分 開始
1.技術員にも出来る接客サービスの実践と職場の活性化
東京急行電鉄(株)鉄道事業本部電気部 通信課信通区技術員 成田 徳一
直接お客様と接する機会のない技術員にとって、接客サービスとは何かを問い、実践しながらの成果と自身のメンタルの成長、職場の活性化を報告する。
- 9時55分
2.触車事故撲滅に向けた私たちの取り組み
北海道旅客鉄道(株)札幌保線所 札幌保線管理室施設係 平田 守
平成16年4月1日に発生した若手社員の触車死亡事故から、ハード対策等のバックアップと、触車事故撲滅に向けた私たちの取り組みを紹介する。
- 10時20分〜10時30分 休憩
- 10時30分
3.広島大学の安全衛生に関する取り組みについて
国立大学法人広島大学 東広島地区環境安全センター助手 上村 信行
広島大学の安全管理・衛生管理に関する取り組みの中で、他大学にない広島大学独自のユニークな取り組みについて論じる。
- 10時55分
4.東京大学の化学物質の適正管理
国立大学法人東京大学 本郷地区環境安全本部助手 富田 賢吾
東京大学では化学薬品と高圧ガスを全学的にPC管理のシステムによって適正管理している。そのシステムの紹介とその管理形態について概説する。
- 11時20分
5.茨城大学における安全衛生管理体制について
国立大学法人茨城大学(水戸事業場) 評価室助手(水戸事業場衛生管理者) 嶌田 敏行
茨城大学では、部屋の管理者が安全衛生の自己点検評価を行っている。衛生管理者がその結果を活かし、適切な支援・指導を行っている事例を報告する。
- 11時45分〜12時45分 昼休み
- 12時45分
6.全員の意識で目指せ交通事故ゼロ
新潟中郵便局総務課総務主任 齋藤 勝弘
交通事故防止重点対策局の指定を受け、各種施策を実施、平成17年7月9日に無事故100日を達成することが出来た。その取り組み内容について発表する。
- 13時10分
7.健康管理はあなたが主役!!
山形中央郵便局総務課総務主任 佐藤 勝枝
定期健康診断の結果を日常生活や仕事に有効に活かすために取り組んだ、各種施策について発表する。
- 13時35分
8.事例集による警備員の受傷事故防止対策
近鉄ビルサービス(株)管理営業第1課班長 本山 健一
警備員の不適切な対応が受傷事故に発展したことから、過去の適切不適切取扱例を抽出して、教材用の事例集を作成、受傷事故防止に効果をあげた。
- 14時00分〜14時05分 休憩
- 14時05分
講 演 夢を求めて
新潟大学教育人間科学部教授 1976年モントリオールオリンピック体操団体金メダリスト 五十嵐久人
人生、七転び八起き。モントリオールオリンピックにてゴールドメダルを獲得するまでの夢の実現に向けた体験や、その後の生き方を語る。
- 15時35分 終了
ゼロ災運動分科会
会場 新潟県民会館 大ホール(新潟市一番堀通町3−13)
交通 会場循環シャトルバス「新潟県民会館」下車
9月21日(木)のプログラム(この日のみの開催)
- 9時35分 開始
1.信越化学工業(株)直江津工場のゼロ災活動
信越化学工業(株)直江津工場環境保安部部長 鈴木 宏始
4年前に全社でゼロ災活動を開始した。当工場では課長層を軸とした展開とした。過去10年間は続いていた休業災害は、活動2年目より発生していない。
- 10時00分
2.職場ゼロ災害に向けた安全衛生活動
北海道旅客鉄道(株)五稜郭車両所 技術 車両技術主任 烟山 英治
平成10年に発生した2件の労働災害を教訓として、従来の安全活動の見直しを行い、現在に至るまで取り組んできた全員参加による活動内容を紹介する。
- 10時25分
3.KYTチーフトレーナー制度で協力会社支援
大阪施設工業(株)本社安全部線路指導部長 三宅 政行
協力会社のゼロ災運動を推進するため、KYTチーフトレーナーとオーナーとが、会社別に年間計画を作成し、それに基づき運動を支援している。
- 10時50分〜11時00分 休憩
- 11時00分
運動報告 ゼロ災運動の現状と今後の運動展開のポイント
中災防ゼロ災推進部長 宇佐美裕民
新設したゼロ災運動推進宣言事業場登録制度を活用してのゼロ災運動の推進及び交通SDサイクルを通じた安全運転職場づくり等について紹介する。
- 11時25分
特別報告 我が社のゼロ災運動と職場風土づくり
(株)成田屋電設代表取締役 村田 靖
「あなたを信じます」を合言葉に、当社で進めるゼロ災運動を通じた安全先取りの職場風土づくりを朝のミーティングの実演を交え報告する。
- 11時55分〜13時25分 昼休み
- 13時25分
4.「実践型一人KY」によるゼロ災活動
住友軽金属工業(株)名古屋製造所 板製造部安全専任課長 青木 富行
行動災害の減少を目的として「一人KY」を導入した。定着の手法として教育と教育の効果の確認を繰り返すステップ展開を進めている。
- 13時50分
5.小集団が安全行動作業手順から現場を変えた
松下電器産業(株)照明社 産業光源SBU・HIDハロゲン製造課・主事職 清水 哲也
監督者がやって見せる実践KYKで危険感受性を高め、指差し呼称を組み込んだ安全行動作業手順を活用。人間尊重の集団に現場を変えた事例。
- 14時15分〜14時20分 休憩
- 14時20分
6.無災害継続のための安全活動の取り組み
電気化学工業(株)青海工場資源部長 島内 洋志
当部門では過去の重大災害を教訓に、無災害継続の活動を進めている。また、リスクマネジメントを活用し、部員の安全意識の向上と保安の確保を目指している。
- 14時45分
7.ビデオチェックで、ゼロ災を目指す
オーウエルスーパービルド(株)代表取締役社長 有吉 勝詔
毎日すべての作業において、始業点呼から終了点呼までの安全プロセスをビデオ撮影し、チェックを行い、改善・指導している。
- 15時10分〜15時20分 休憩
- 15時20分
表彰 ゼロ災運動 表彰式
- 15時50分
講演 競技スポーツにおけるチームづくり・人づくり 〜勝利のために〜
コニカミノルタ陸上競技部 監督 酒井 勝充
本年元旦のニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝競走大会)における5回目の優勝、世界的なマラソンランナーの育成から組織づくりおよび人づくりを紹介する。
- 16時50分 終了
*引き続き、白山会館2階「大平・明浄の間」において「ゼロ災運動全国交流会」を行います。
お申込は交流会のご案内をご覧下さい。
RST分科会
会場 新潟ユニゾンプラザ 多目的ホール(新潟市上所2−2−2)
交通 会場循環シャトルバス「上所島(新潟ユニゾンプラザ前)」下車
9月22日(金)のプログラム(この日のみの開催)
- 9時30分 開始
特別報告 労働安全衛生法改正と職長教育について
中災防大阪安全衛生教育センター 所長 角元 利彦
改正労働安全衛生法の柱の一つであるリスクアセスメントの職長教育の科目への導入を踏まえ、安全衛生新時代を担う職長を養成する新しい職長教育について報告する。
- 9時50分
1.職長教育の「人」と「場」と「道具」
小西労務管理事務所 社会保険労務士・行政書士(事業主) 小西 明彦
職長教育は、講師が満足するだけではいけない。受講者に、「場づくり」「人づくり」が大事であるということをていねいに教育することである。
- 10時15分〜10時25分 休憩
- 10時25分
体験発表1 RST資格と現場安全管理
(株)きんでん品質安全環境部次長 寺木 茂実
社内教育の講師及び安全管理者にRST資格を取得させ、技能認定試験講習、職長教育はもとより日常の安全管理、現場指導面においても成果を上げている。
- 10時50分
体験発表2 手づくりの社内職長安全衛生教育の実践
松下電器産業(株)半導体社 人事・総務グループ人事三チーム主事 富田 勉
産業医、RST資格取得者等、社内講師による職長安全衛生教育を開催し、三年が経過。安全衛生活動の良き相談相手となる監督者が徐々に育ってきた。
- 11時15分〜11時20分 休憩
- 11時20分
講演 教育・研修で事故・災害は減らせる
(株)クロデザインスタジオ代表取締役 漫画家・漫書家 黒田 クロ
原因があって結果がある。危険につながること、その起因を知ることで事故・災害を減らせる。その効果的な教育指導を考える。
- 12時30分
海外安全衛生分科会
会場 朱鷺メッセ 3階中会議室301(新潟市万代島6−1)
交通 会場循環シャトルバス「朱鷺メッセ」下車
9月21日(木)のプログラム(この日のみの開催)
- 9時30分 開始
特別報告 労働安全衛生の促進的枠組み条約について〜ILO報告〜
厚生労働省安全衛生部国際室長 守山 栄一
本年のILO総会で条約化される予定の「労働安全衛生の促進的枠組みに関する条約」(仮称)について紹介するとともに、
今後の世界の労働安全衛生の方向性について考える。
- 9時55分
1.中小企業における外国人研修生への健康支援
(財)国際研修協力機構 能力開発部対策課メンタルヘルスアドバイザー 川本 縫子
8万人を超える外国人研修生・技能実習生の心身の健康管理を支援する(財)国際研修協力機構の「自殺・突然死」等の予防対策、援助活動を紹介する。
- 10時20分
2.安全文化構築に向けた取り組みについて
ローム・アンド・ハース電子材料(株)笹神工場 EHSマネージャー 渡辺伊佐男
悪化している安全成績を改善するため、27ヶ国の職場で安全文化構築に取り組んだ。これらの活動について報告する。
- 10時45分〜10時55分 休憩
- 10時55分
講演 鳥インフルエンザ等の感染症対策(仮題)
国立感染症研究所感染症情報センター
世界で鳥インフルエンザの被害が拡大する中、企業活動の国際的展開に伴って発生する従業員の感染症罹患等健康に関するリスクの管理の問題を考える。
- 12時05分 終了
化学物質管理分科会
会場 新潟ユニゾンプラザ 多目的ホール(新潟市上所2−2−2)
交通 会場循環シャトルバス「上所島(新潟ユニゾンプラザ前)」下車
9月21日(木)のプログラム(この日のみの開催)
- 9時30分 開始
1.視覚でアピール、操作前のストップルック
出光興産(株)愛知製油所製油一課 山近 裕二
過去の苦い経験を共有するため、禁止事項としてまとめ、仕事に活用していたものを、一目でわかるようマンガ化し、簡単明瞭な安全文化の継承に役立てた。
- 9時55分
2.緊急措置訓練の取り組み
三菱ガス化学(株)新潟工場 アンモニアユーティ課課長 高橋 勉
過去のトラブル事例を参考に、若手運転員が訓練シナリオを作成し、模擬訓練実施後の検討会で、改善が必要な事項は運転マニュアルに反映している。
- 10時20分
3.リスクアセスメントにおける化学物質での ばく露濃度の推定計算
中災防労働衛生調査分析センター 分析調査課長 山田 憲一
リスクアセスメントでのばく露濃度の推定について、溶剤が床にこぼれた場合等を想定して、実験結果より得られた推算式を用いた方法について報告する。
- 10時45分〜10時55分 休憩
- 10時55
特別報告 化学物質管理における優先順位に沿った 取り組みと代替等の推進
労働安全衛生コンサルタント 毛利 哲夫
諸外国における優先順位に沿った取り組みが有害化学物質対策の基本として重視される動向およびこの考え方に沿う代替等の進め方について紹介する。
- 11時20分
講演 これからの化学物質管理
厚生労働省安全衛生部化学物質対策課長 古川 祐二
石綿製品の全面禁止、化学物質の表示・文書交付制度の見直し、有害物ばく露作業報告の創設、自律的な化学物質管理等当面の施策について解説する。
- 12時10分〜13時10分 昼休み
- 13時10分
特別報告 最近の爆発火災災害(災害調査の視点から)
(独)労働安全衛生総合研究所労働災害調査分析センター 主任研究員 大塚 輝人
近年の爆発火災災害を、1)災害調査時の考え方、2)災害調査における注意点、3)災害調査結果を受けた防災立案を絡めて紹介する。
- 13時50分〜14時00分 休憩
- 14時00分
事例報告と提言 化学物質に関するリスクアセスメントの新しい潮流
化学物質に関するリスクアセスメント事例報告
三井化学(株)製品安全センター長 保健学博士 北島 厚次
三菱化学(株)技術・生産センター 環境安全・品質保証部 品質保証・化学品グループ 部長代理
原田 靖之
提言 化学物質に関するリスクアセスメントの新しい潮流
化学物質等の危険性又は有害性等の調査に関する指針検討委員会委員長
中災防労働衛生調査分析センター所長 櫻井 治彦
司会
中災防技術支援部化学物質管理支援センター所長 川島 孝徳
- 15時10分〜15時20分 休憩
- 15時20分
特別報告 ナノテクノロジーが拓く未来とは
(独)物質・材料研究機構 国際・広報室次長 兼ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンター主幹研究員
竹村 誠洋
21世紀の最重要技術といわれているナノテクノロジーについて、ナノテクノロジーとは何か、
ナノテクノロジーの現状と未来について紹介するとともに、健康影響、環境影響などについても考える。
- 16:30分 終了