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第67回全国産業安全衛生大会

第66回(平成19年度)全国産業安全衛生大会 分科会プログラム

 

安全部会 安全管理活動分科会(第1会場)

会 場 神戸国際展示場1号館 2階A(会場への交通案内参照)

11月8日(木)プログラム

9時20分 開始  1.コンペ方式による、安全意識の活性化

三菱電機(株)神戸製作所総務部安全衛生課課長 門田  禎

安全意欲の持続を目的として、各職場の活動をゲーム感覚で競合させることで、 自発的活動を促す活動を推進し大きな成果を得たので具体的な内容を報告する。

9時40分  2.完全無災害の継続(第1冷延係)

(株)神戸製鋼所真岡製造所 製造部冷延精整室班長 津布久敏正

日々の班長日誌を利用して、KYの定着とATの確実な実施を図り、 災害の発生原因追求に「なぜなぜ分析」を取り入れたことを特徴とする活動を紹介。

10時00分  3.鉱山における自主保安監査について

石油資源開発(株) 環境保安室保安企画グループ長 青柳 敏行

国へ届出した鉱山保安規程の遵守状況を確認するために実施している内部監査は、 自主保安強化を目的としたマネジメントシステム監査である。

10時20分〜10時30分  休憩
10時30分  4.安全な鉄道を築くための取り組み

西日本旅客鉄道(株)和歌山支社 和歌山施設区施設管理係 小浦 貴明

施設区の業務は外注化が進み、協力会社との連携が必要不可欠である。 相互の連携を目的にヒヤリハット・KYT活動や安全パトロールに取り組む。

10時50分  5.JFE西日本倉敷地区の安全活動の取り組み

JFEスチール(株)西日本製鉄所(倉敷地区) 労働人事部倉敷安全衛生室 北村 俊樹

製鉄所の安全レベル向上のために推進している・安全に強い人・職場づくり・ 設備と作業の本質安全化・安全マネジメントの強化について報告。

11時10分  平成19年度工夫・改善・活動事例コンクール 安全衛生活動部門金賞事例発表
11時30分〜12時30分  昼休み
12時30分  6.トンネル坑口付近での工事の安全への取り組み

東海旅客鉄道(株)新幹線鉄道事業本部 小田原保線所施設係 堀江 剛史

トンネル坑口に設置するトンネル緩衝工の夜間施工における墜転落および狭窄に対し、 事前の打合せ及び点呼でCAD図面により正確に指示を伝達する。

12時50分  7.空中線支持柱における安全作業の確保

東日本旅客鉄道(株)東京通信技術センター 電気技術係 川本 修二

CS運動を通じ、リスクアセスメント評価により決定したテーマで、 安全帯使用訓練、マニュアル作成等で実作業において高所の安全作業を実現した。

13時10分  8.『こだわり』を持った安全活動の継続

トヨタ自動車北海道(株)第1生産部 第12機械課工長 矢野喜久夫

安全を切り口にした個人面談の継続等、安全活動の重点を集団から個人に置き、 『こだわり』を持った活動を推進して災害ゼロを達成した内容を紹介。

13時30分〜13時40分  休憩
13時40分  9.「転倒災害防止研究会」の活動について

尼崎労働基準協会安全部会委員、 転倒災害防止研究会代表幹事

(住友チタニウム(株)安全環境グループ長) 小泉  孝

尼崎労働基準協会で「転倒災害防止研究会」を立ち上げ、災害分析や災害事例研究等を通じて、 転倒災害防止対策を検討した結果を報告する。

14時00分 10.請負工事における安全作業の確保にむけて

北海道旅客鉄道(株)函館保線所施設技術係 伊勢  覚

平成17年11月21日に発生した請負会社による鉄道人身障害事故を受け、 請負会社への安全指導・再発防止に向けた取り組みを紹介する。

14時20分 11.請負会社の安全衛生管理に向けた一考察

(社)日本自動車工業会安全衛生部会委員

(三菱ふそうトラック・バス(株)総務部スペシャリスト (安全健康管理担当)) 和田 敏雄

自動車製造事業所内における請負会社との連携や災害発生状況を調査・分析し、 安全衛生管理の向上について、法的要件を踏まえて報告・提言する。

14時40分〜14時50分  休憩
14時50分 12.派遣労働者の安全衛生管理について

(社)日本自動車工業会安全衛生部会委員 (マツダ(株)安全健康推進部主幹) 広次 勝幸

自動車の製造現場に従事する派遣労働者の災害状況や管理体制について調査・分析し、 安全衛生管理の充実を図ることを目的に本研究に取り組んだ。

15時10分 特別報告 製造業務における派遣労働者に係る安全衛生管理

国際産業労働調査研究センター代表 木村 大樹

平成16年3月に解禁された製造業務への労働者派遣事業における安全衛生管理の問題点を把握するために行ったアンケート・訪問調査の結果報告を行う。

15時40分〜15時50分  休憩
15時50分 講演  阪神・淡路大震災から12年
〜何が変わって、何を変えなければいけないのか。特に、企業の危機管理のあり方とは〜

阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターセンター長

(京都大学防災研究所巨大災害研究センター長・教授) 河田 惠昭

平成7年の阪神・淡路大震災から12年。 その震災を記念して設置された「人と防災未来センター」のセンター長から企業の危機管理のあり方等についてご講演いただく。

17時00分  終了

11月9日(金)プログラム

9時20分 13.SU活動によるOSHMSの「見える化」

住友金属工業(株) 鋼管カンパニー特殊管事業所安全環境室長 富田 幸男

当所ではJISHA方式OSHMSを基盤に、独自のSU(セーフティーアップ)活動を進めて、 安全衛生活動の「見える化」とレベルアップを図った。

9時40分 14.安全な職場づくりを目指した取り組み

北海道旅客鉄道(株) 苗穂工場設備保全科車両技術主任 小野  浩

「危機管理の日」の設定・目的型パトロールの実施、ヒヤリハット活動の深度化等により、 平成14年度1月以降無災害を継続してきた結果を紹介する。

10時00分 15.車両所における事故防止に向けた取り組み

西日本旅客鉄道(株)神戸支社  網干総合車両所車両管理係 柚木 庄司

当車両所で取り組んでいる安全の三本柱である「HAT」「安全∑ナット」「5S形跡管理」 をもとに労働災害撲滅に向けた活動を行う。

10時20分〜10時30分  休憩
10時30分 16.高所作業の危険つぶし

山陽特殊製鋼(株)エネルギー課班長代行 小松  等

高所で危険性を自覚してリスクアセスメントに取り組み対策を取った事例と、 認識不足で放置されているリスクを見つける洞察力、感受性向上活動の紹介。

10時50分 17.管理監督者のためのヒヤリ・ハットの進め方

尼崎労働基準協会安全部会委員、 ヒヤリ・ハット研究会代表幹事

(古河電気工業(株)大阪事業所総務G安全室主任) 石田 忠男

労働災害発生の背景には数多くあるヒヤリ・ハット体験があるが、その時点での問題定義や改善対策が重要である。 そのためにはどんな方法があるかまとめた。

11時10分 18.狭い施工基面に転落防止柵を設置しよう!

東日本旅客鉄道(株)大宮支社 小山保線技術センター施設技術主任 深津  哲

保線の作業を行うにあたり作業安全を実行するため職場の安全活動を通じて不安全設備の改善を行った。

11時30分〜12時30分  昼休み
12時30分 19.都市ガス工場における危険撲滅活動の展開

東京ガス(株)扇島工場総務部 計画環境保安グループ主幹 佐藤 昌一

最新鋭の都市ガス製造工場として、労働災害発生が少ない状況に安住することなく、 独自の実効ある思考的な安全活動の取り組みを紹介。

12時50分 20.尼崎協会のOSHMS研究会活動について

尼崎労働基準協会OSHMS研究会代表幹事

((株)クボタ産業インフラ製造統括本部担当部長) 押部 龍司

会員各社の労働安全衛生マネジメントシステム構築に向けて、 「OSHMS研究会」を発足させ、冊子を作成して啓発活動に取り組んだ事例を報告。

13時10分 21.我が社の安全衛生管理について

(株)日進製作所市島工場管理課長 村上 正洋

従業員が安全快適で安心して働ける職場環境を目指しての取り組み事例の紹介。

13時30分〜13時40分  休憩
13時40分 講演  安全配慮義務と遵守義務

福岡宗也法律事務所 弁護士 庄司 俊哉

安全配慮義務における事業者責任はますます広がっている。 一方従業員には遵守義務が求められる。その安全配慮義と遵守義務についてご講演いただく。

15時00分  終了

 

 

安全部会 安全管理活動分科会(第2会場)

会 場 神戸国際展示場1号館 2階B(会場への交通案内参照)

11月8日(木)プログラム

9時20分 開始  1.作業標準の継続的レベルアップ活動

(株)神戸製鋼所IPP本部発電室職長 道下 淳博

協力会社を含めて1500件の作業標準があり、標準チェックパトロールを通じて、 標準の継続的レベルアップと作業、設備の安全化を進めてきた。

9時40分  2.リスクアセスメントの活用による駅業務改善

東京急行電鉄(株)運輸営業部大井町駅助役 山下 泰介

職場内、業務面での危険要因についてグループ会議で全員から意見を聞き洗い出しを行った。 それに基づき、対策検討と実施を行っている。

10時00分  3.送電線雪害復旧を振り返って

関西電力(株)東海支社 今渡電力システムセンター送電係係長 松島 慎一

記録的豪雪により送電線事故が発生。原因は鉄塔冠雪による絶縁破壊。 山岳地帯での鉄塔除雪作業に当たり、最悪環境下で展開された安全対策を紹介。

10時20分〜10時30分  休憩
10時30分  4.労災事故防止に向けた職場の現状と取り組み

北海道旅客鉄道(株)岩見沢レールセンター 施設技術主任 谷山  登

平成11年9月の労災事故より現在まで、事故は発生していないが、 いつも危険と隣り合わせの作業が多い中での、現状と事故防止への取り組みを紹介。

10時50分  5.大型鋼塊・地金切断作業の安全化

日清鋼業(株)加古川支店業務部スラグ業務室 築野 基晴

廃却鋼材のガス切断作業に潜む数々の危険、団塊世代の退職による技能レベル低下を問題視し、 リスクレベルの低減及び技能継承を達成した活動。

11時10分 特別報告 保護具アドバイザーによる事業場支援の促進

(社)日本保安用品協会 専務理事 小野 宏逸

保護具アドバイザーの指導基準となる保護具活用ガイドラインの作成の経緯及び内容とともに、 保護具アドバイザーの上記基準に基づく指導方法を報告。

11時30分〜12時30分  昼休み
12時30分  6.安全管理に対する取り組みについて

四国旅客鉄道(株)徳島運転所運転科助役 漆原  充

当運転所における各種事故の防止、社員の安全に対する意識を高めるためのさまざまな取り組みを紹介する。

12時50分  7.リスクアセスメントとアクセス系光直営工事

(株)NTTネオメイト北陸支店 ブロードバンドマネジメント担当課長 宮口 孝志

光ブロードバンド時代に向け、光設備をマネジメントできる人材が必要となっている。 工事の安全確保としてリスクアセスメントを活用した取り組みを紹介。

13時10分  8.保守間合い確保への提言

西日本旅客鉄道(株)米子支社 出雲鉄道部出雲工務支部管理係 中尾 壮希

最終列車から始発列車までの列車の運転されない間合いを最大限に活用し、 安全な作業を行うための問題点抽出や解決方法を紹介する。

13時30分〜13時40分  休憩
13時40分  9.ヒヤリハット再発防止に関する研究

東海旅客鉄道(株)東海鉄道事業本部 名古屋工場車両技術主任 毛利 優之

現場作業者を巻き込み職場のヒヤリ・ハットまで安全な作業に標準化した。 更に意識を高めるワンポイントを作成し、労災撲滅の安全な職場体制を築いた。

14時00分 10.サーモグラフィを使用した電気事故防止活動について

住友精密工業(株)総務人事部安全厚生グループ 伊藤 幸二

設備不良から電気関係に起因する事故を防止するため、 サーモグラフィを用いた温度測定を行い、日常点検を含めた自主保全活動を展開する。

14時20分 11.ガス溶接技能講習を通じた安全作業

雇用・能力開発機構兵庫センター 訓練第一課テクニカルメタルワーク科指導員 頃末  寛

ガス溶断作業における正しい器具の取り扱いや操作手順をガス溶接技能講習を通じて再度徹底し、 溶断作業者とそこに働く人々に安全環境を提供する。

14時40分〜14時50分  休憩
14時50分 12.電力職場における感電事故防止

東日本旅客鉄道(株)千葉支社 千葉電力技術センター助役 浜田信一郎

鉄道の電力職場において、死亡事故につながる危険性の高い「感電事故」を防止するために行っている、 さまざまな取り組みについて紹介する。

15時10分 13.現場密着活動の展開による職場の風通し改善

関西電力(株)堺港発電所計画課長 岡本  央

現場での安全対話こそが、安全活動の根幹であり宝であるという観点で、 現場での安全対話内容をDBへ書き込むことで情報共有化と職場風通し改善を図る。

15時30分〜15時40分  休憩
15時40分 講演 事故・失敗からの安全構築

元大阪施設工業(株)社長 平野安全研究所代表 公認KYTインストラクター 平野 雅之

公認KYTインストラクターでもある元社長が、 自身で体験してきた事故・失敗の反省を活かしながら構築してきた安全管理について、 実体験に基づきご講演いただく。

17時00分  終了

11月9日(金)のプログラム

9時20分 開始 14.高砂製作所の安全衛生管理

(株)神戸製鋼所高砂製作所安全環境室室長 早川 慎治

所内各部門は設備・作業のみならず安全衛生管理業務にも大きな差異がある。 複雑な組織体制のもとで実施している安全衛生活動の要点を紹介する。

9時40分 15.Webを活用した安全意識の高揚

(株)NTTネオメイト現場力向上推進本部 安全品質推進部安全品質担当主査 林  秀亮

NTT西日本グループにおける事故発生内容安全施策内容等をホームページに掲載し、 誰でも自由に閲覧ができ安全意識の高揚と安全管理活動強化を図る。

10時00分 16.触車事故防止に取り組もう

西日本旅客鉄道(株)米子支社米子電気区係長 吉次 淳志

発生した待避不良を分析し、触車事故の関連を考察するとともに、 自箇所に置き換えた対策を樹立し、今後の事故防止に努める。

10時20分〜10時30分  休憩
10時30分 17.仙台支社の触車事故防止に対する取り組み

東日本旅客鉄道(株)仙台支社 仙台保線技術センター安全指導科施設技術主任 長沢 峰雄

線路保守担当者が、絶対起こしてはならない触車死亡事故を防止するため、 仙台支社で行っている、安全ルールを徹底する取り組みについて発表する。

10時50分 18.低頻度作業の安全確保

関東自動車工業(株)安全・環境部 吉田 勝義

管理監督者の目が行き届きにくい低頻度作業に対して、マネジメントシステムを改正し、 洗出し、リスク評価、対策、標準化を展開してきたので紹介する。

11時10分 19.『事故の歴史館』を活用した安全対策の深度化

東日本旅客鉄道(株) 高崎機械技術センター施設係 矢島  親

機械設備職場における過去の重大事故を「事故の歴史館」に展示し、 事故の風化及び再発防止、さらに安全対策の深度化に取り組んでいる。

11時30分〜12時30分  昼休み
12時30分 20.人身事故の反省による抜本的な全社安全活動

(株)NTT西日本−東中国設備部企画部門 安全担当主査 渡邉 昭政

死亡災害の発生に対し原因分析を深掘し、今後このような災害を二度と発生させてはならないため、 類似災害防止に向けて全社で取り組んでいる。

12時50分 21.試験用電気連結器取付け方法の安全対策の研究

東海旅客鉄道(株)新幹線鉄道事業本部 浜松工場車両技術係 持塚 泰弘

新幹線電車の検査に使用する、重量試験器の取付け・取外作業を、 リスクアセスメントを活用し安全な作業に改善した7年間の取り組み。

13時10分〜13時20分  休憩
13時20分 特別報告 製造業における元方安全衛生管理の実際

新日本製鐵(株)人事・労政部部長 安全健康グループリーダー 安福 愼一

製造業における元方安全衛生管理について、事業場でどのように進められているか、 その体制等の実際についてご報告いただく。

14時00分 講演 高齢労働者の転倒転落事故は防げないのか

(独)労働安全衛生総合研究所 人間工学・リスク研究グループ部長 永田 久雄

60歳以上の高齢労働者が増加するにつれて、すべり、つまずき、 踏み外しで転倒・転落して死傷する労働災害が増加する傾向にある。 そこで、基本的な災害要因と対策のポイントについてわかりやすく解説する。

15時00分  終了

 

 

安全部会 機械・設備等の安全分科会

会 場 神戸国際会議場 501(会場への交通案内参照)

11月8 日(木)プログラム

9時40分 開始  1.ステンレスコイル転倒リスクの軽減

JFEスチール(株)東日本製鉄所西宮工場 ステンレス部西宮ステンレス工場ラインマネージャー 大藪  泰

コイル状に巻いた幅の狭いステンレス鋼帯を設備から設備に移動する過程において、 ステンレス鋼帯が、転倒することを防止するものである。

           2.転倒防止機構付梯子の考案・導入について

(株)NTT西日本−中九州企画部 安全推進室主査 松村 主税

電柱状の小径柱状物に梯子を立掛け昇降する際、上部のずれ、外れで墜落・転落事故が発生した。 今回地上で立掛ける際ワンタッチで上部を固定する梯子を紹介。

10時20分  3.電気設備点検・修理作業時の安全対策

新日本製鐵(株)棒線事業部室蘭製鐵所 製鋼工場製鋼整備グループ主任班長 高橋 秀樹

電気設備点検、修理作業時の課題を各種安全活動で抽出し直協一体で話し合い 「作業者の安全確保」を視点に改善を行った事例を紹介する。

10時40分〜10時50分  休憩
10時50分  4.保護帽の経年劣化

(株)谷沢製作所茨城工場品質保証課課長 渡辺 光史

保護帽の質問で最も多い耐用年数について、 各材質ごとに5年間の屋外大気曝露による経年劣化を調査し、 その結果を基に保護帽の経年劣化について発表する。

11時10分  5.脱線復旧器材の安全な積み込み方法について

東日本旅客鉄道(株)横浜支社 国府津車両センター車両技術係 松橋  諭

万が一の脱線に備えて配備している脱線復旧器材を、 いざという時に安全に積み込めるように、作業方法を見直し、再現性良い方法を確立した。

11時30分  平成19年度工夫・改善・活動事例コンクール 安全・衛生・快適考案部門金賞事例発表
11時50分〜12時50分  昼休み
12時50分  6.安全性の向上 〜保守用車添乗装置の開発について〜

西日本旅客鉄道(株)神戸支社 神戸保線区施設管理係 河野 晋二

安全性の向上に向けた保守用車添乗装置の開発について、添乗装置のガタツキ防止、 非常停止装置の設備、アクリル板による風雨対策を紹介する。

13時10分  7.バケットの原料漏れ対策

JFE炉材(株)製造部不定形製造グループ班長 前田 正博

コーンバルブの芯棒を丸柱から三角柱にすることにより、ガイドとの隙間を広くし、原料かみ込み防止を行った。 その結果、原料漏れゼロを達成した。

13時30分  8.直流電車線の防護方法の改善

東日本旅客鉄道(株)長野支社 長野電力技術センター電気技術係 蔵品 俊二

高電圧の電車線に絶縁防護具を取り付ける作業を、 地上から絶縁操作棒を使用して取り付ける方法に改善し、高圧活線近接作業の削減と安全性向上を図った。

13時50分〜14時00分  休憩
14時00分 シンポジウム 改正「機械の包括的な安全基準に関する指針」を現場にどう活かしていくか
講 師 (独)労働安全衛生総合研究所機械システム安全研究グループ研究員 齋藤  剛
(社)日本食品機械工業会事業部技術課長 大村 宏之
トヨタ自動車(株)安全健康推進部部付主幹 宮川 光雄
助言者厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課担当官
司 会中央労働災害防止協会技術支援部次長福澤 義行
15時30分  終了

11月9日(金)のプログラム

9時40分 開始  9.全員参加で進める設備安全改善活動

日本軽金属(株)名古屋工場事務課安全衛生局 安全担当組長 山田 修平

設備の安全化を目指して、動力源遮断改善を中心とした安全活動に取り組んでいる。 活動を進めるにあたっては現場の全員参加をベースとしている。

10時00分 10.機械設備総点検による重大災害撲滅展開

本田技研工業(株)浜松製作所事業管理部 西山 政則

従来の安全点検では、 顕在化できなかった設備の不安全状態や行動を今までと違ったアプローチで総点検を実施して災害の芽撲滅を図ったテーマである。

10時20分 11.アンローダーに於ける高所作業時の安全確保

(株)神戸製鋼所 神戸製鉄所 神鋼物流(株)神戸事業所班長 内村 和幸

アンローダーの点検作業は、ほとんどが高所で、リスクレベルの高い作業を、 墜落防止装置の導入等でリスクレベルを低減した。

10時40分〜10時50分  休憩
10時50分 講演 これからの機械設備の安全の考え方 〜国際動向を踏まえて〜

国立大学法人 長岡技術科学大学専門職大学院 技術経営研究科システム安全専攻教授 杉本  旭

改正機械包括指針が出され、 今後の機械設備の安全についてどのような考え方ができていくのか国際的な動向を踏まえご講演をいただく。

11時50分  終了

 

 

安全部会 ヒューマンファクター分科会

会 場 神戸国際展示場2号館 1階南(会場への交通案内参照)

11月8 日(木)プログラム

9時40分 開始  1.技能伝承活動における新人の安全確保

(株)神戸製鋼所神戸製鉄所圧延室 泉田 幹雄

世代交代期に入り、技能伝承の中で災害から新人を守るのが伝承者の責務である。 新人の行動を解析し、対策をとれば新人特有の災害は防げると考える。

10時00分  2.過去の事故事例を活用した教育資料の作成

東日本旅客鉄道(株)新潟支社 新潟機械技術センター技術科施設技術係 村田翔太郎

職場における同種事故の再発およびそれに関わる社員の認識不足を克服するため、 過去の事象の分析を行い、必要な知識やノウハウを学ぶ資料を作成した。

10時20分  3.確実で丁寧な作業ができる人づくりについて

新日本製鐵(株)広畑製鐵所設備技術室 開発試験係係長 上岡 義仁

災害多発傾向を受け、所トップより確実で丁寧な作業の遂行を指示され原点に立戻り指差呼称確認の活動を展開した。 その取り組み内容について発表する。

10時40分〜10時50分  休憩
10時50分  4.リスクヘッジ活動の取り組みについて

関西電力(株)神戸電力所電気課係長 岡本 秀和

当事業場では、ヒューマンエラーを防止するため、事前に作業の手順・工法を検討し、 作業のリスクを回避するリスクヘッジ活動を行っているので紹介する。

11時10分  5.作業員の視点で考えた現場の安全管理方法

西日本旅客鉄道(株)大阪支社  大阪設備区設備管理係 渡邉 智彦

労働災害について、作業者自身の不安全行動を振返り、作業者の視点で考察し、 現状把握と分析、対策を樹立し、安全な職場風土を構築する。

11時30分  6.ソニーの安全衛生人材育成と活性化の取り組み

ソニーファシリティマネジメント(株)  セーフティエンジニアリングセンター

安全・防災ソリューション部 大築 泰子

ソニーグループの安全衛生活動の活発化・担当者のレベルアップのために、 独自の広報活動および、各種セミナーの取り組みを紹介。

11時50分〜12時50分  昼休み
12時50分  7.ヒヤリ・ハット経験を次世代に

日本貨物鉄道(株)九州支社 小倉車両所車両技術係 西  辰彦

急速な世代交代を控え各人の過去のヒヤリ・ハット経験を掘り起こし、職場マップを作成、 情報の共有化とともに、再発防止に向けた職場改善に取り組んだ。

13時10分  8.風土づくりにつなげる新オペレーター研修

住友化学(株)愛媛工場総務部(技術教育) チームリーダー 和田 統治

技術・技能継承は現場力の要となる人づくりである。 ベテランのノウホワイを習得するには気付き、振り返り、意識することが重要である。

13時30分  9.パソコン利用による失敗事例の現場活用術

出光興産(株)愛知製油所建設保全協力会 穴光  伸

過去の事例を今に活かすため、事例集をパソコンで整備し、 日々の工事での危険予知や勉強会等で活用することにより、作業員の安全感度の向上を図った。

13時50分〜14時00分  休憩
14時00分 10.製造現場を持たない職場の安全活動

関東自動車工業(株)エンジニアリング事業本部 工機事業部型製造課NC係組長 工藤  修

「安全は全てに優先する」全社メッセージの実践に向けて、 製造現場を持たない職場の安全コミュニケーション活動取り組み状況を事例を交えて紹介する。

14時20分 11.ボトムアップによる危険予知活動の取り組み

金剛警備保障(株)専務取締役 西   豊

危険予知活動におけるヒヤリハット報告のあり方を、見つめ直すことにより、 現場の生の声を活かしたボトムアップ方式の取り組みである。

14時40分 12.視覚特性による労働災害防止対策について

東海旅客鉄道(株)東海鉄道事業本部中津川運輸区  指導運転士 河合 俊充

人間の視覚特性の研究から、 鉄道業特有の安全通路(作業通路)を歩行するという行為を見直し改善を図った取り組みである。

15時00分〜15時10分  休憩
15時10分 講演 職場改善の勧め 〜産業保健人間工学の知恵と妙技〜

産業医科大学産業生態科学研究所 人間工学研究室教授 学術博士 くましろ 神代 雅晴

改善とは、二度手間を無くすことで仕事を楽にしたり、能率的にしたり、 安全にしたりすることである。これは職場レベルにおける経営戦術の基本である。

16時10分  終了

11月9 日(金)のプログラム

9時40分 開始 13.危険感受性の向上を目指した「体感研修」

関西電力(株)豊岡営業所 豊岡ネットワーク技術センター所長 川畔 正規

電力会社特有の墜落・感電・アーク火傷災害の再発防止、 危険感受性の向上への取り組みとして災害の模擬体験をする「体感研修」により成果を上げた。

10時00分 14.線路設備の保守に関わる競合作業の事故防止

東日本旅客鉄道(株)横浜支社 横浜保線技術センター施設技術係 湯谷 嘉禮

人間の注意力に依存した線路閉鎖工事や保守用車同士の競合調整業務をシステム化し、 保守作業の安全と作業効率を目的として積極的に取り組んでいく。

10時20分 15.ペアーで取り組む安全活動

新日本製鐵(株)大分製鐵所 薄板工場連続熱延課一般 川野 達也

先輩の災害を目の当たりにして、災害の恐ろしさ、安全行動の難しさを痛感した若手が、 「安全に強い集団づくり」に取り組んだ活動事例。

10時40分〜10時50分  休憩
10時50分 16.危険を体感し見て自ら安全を考える体感教育

東邦電気工業(株)統括本部安全・品質推進部長 大城 哲雄

現場の危険有害や過去の災害等を取込み墜落感電を中心に22種の危険体感施設を作り目で見て危険を実感させて安全対策を自ら考えさせ大きな効果をあげた。

11時10分 17.「気がかり」は事故防止への第一歩

西日本旅客鉄道(株)岡山支社 岡山土木技術センター助役 太田 一秀

2ヶ月に1回実施する事故防止検討会で、 安全パトロールで感じた「気がかり事象」を紹介することで事象への気づきを促し、活性化を図る。

11時30分 講演 人間のミスはなぜ起きる 〜安全な職場を目指すために〜

立教大学名誉教授 学術博士 正田  亘

見る、聞く、触る、嗅ぐ、味わうが五感である。 様々な刺激や情報が五つの感覚器官から入ってくるが、その内容が人間の心理・生理特性に合ってないと、ミスが発生する。

12時30分  終了

 

 

安全部会 交通安全分科会

会 場 神戸国際会議場 メインホール(会場への交通案内参照)

11月9 日(金)プログラム

9時20分 開始  1.“こだわりをもった”安全活動

山口コーウン(株)安全衛生スタッフ 山中  優

輸送の基本「安全」「確実」は絶対的なものである。 それを確保するため、運行前点呼、デジタコによる運行管理等こだわりをもった安全活動を紹介する。

9時40分  2.我が社の交通安全対策と日常の安全運転活動

関西電力(株)阪神営業所所長室長 山内 正昭

当社が実施している車両運転認定制度の概要および事業所における日常の安全運転活動ならびに交通事故撲滅に向けた新たな取り組み事例について紹介する。

10時00分  3.社員一人ひとりの交通安全意識高揚に向けて

UCC上島珈琲(株)総務人事本部総務部長 山下 勝康

営業車を使用する企業の社会的責任として、 営業所の責任者をはじめ新入社員や交通事故を起こした事業所の社員に、研修やミーティングの機会を設けている。

10時20分〜10時30分  休憩
10時30分 実践報告 居眠り運転事故防止の取り組み

東北交通機械(株)安全対策室安全対策部長 木村  進

万一発生すると重大な災害に結びつく恐れの高い、居眠り運転事故を防止する取り組みについて、 管理・監督者による休憩箇所の指定や現場の作業者からのヒヤリハット体験等の募集を主体に報告する。

10時50分 実践報告 全員参加による交通ゼロ災活動と安全快適職場風土づくり

ポラス(株)安全環境部安全衛生課課長 小玉 善人

全員参加による交通ゼロ災活動を活性化し、安全で快適な職場風土づくりの取り組みについて紹介する。

11時10分 講演 「運輸安全マネジメント」の強化による事故防止
〜「企業内の安全風土構築」により事故防止を図ろう〜

(独)自動車事故対策機構 安全指導部マネージャー 平川 君男

事故防止については、経営トップのコミットメントによる「企業内に安全風土を構築」することが重要であり、 調査データにおいても「安全風土の構築」により事故防止に成功している企業がある。

12時10分  終了

全ての働く人々に安全・健康を 〜Safe Work , Safe Life〜

中央労働災害防止協会
〒108-0014 東京都港区芝5-35-2 安全衛生総合会館

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