たくさんのご参加ありがとうございました。

 

今年で67回目を迎えた全国産業安全衛生大会が下記により10月22日（水）から3日間、札幌で11年ぶりに開催されました。

大会初日の22日はきたえーる（北海道立総合体育センター）において総合集会が行われ、 第一部の開会式では満員の参加者を前にＶＴＲにより御手洗冨士夫中災防会長が大会式辞を述べました。 その中で、「いま改めて求められていることは、 原点に立ち返り「働く人の安全と健康を最優先する」という企業風土を定着させることである。 経営トップの強いリーダーシップのもと、関係者が一丸となって、 安全衛生活動を充実・強化しなければならない。」と参加者へ呼びかけました。

その後、舛添要一厚生労働大臣（代読・上村隆史厚生労働審議官）の祝辞に続き、 高橋はるみ北海道知事（代理・嵐田昇北海道副知事）、上田文雄札幌市長（代理・中田博幸札幌市副市長）の祝辞、 佐藤佳孝（社）北海道労働基準協会連合会会長から歓迎のご挨拶をいただきました。

続いて労働安全衛生活動の推進に功労のあった個人、団体関係者の表彰式の後、 「いかなる時代にあっても、働く者の安全と健康はかけがえのないものである。 経営トップの強いリーダーシップの下に、関係者全員が一丸となって、 労働者の安全と健康の確保を最優先とする企業風土の確立に向けて最大限の努力を続けていかなければならない。」 という大会宣言が採択されました。

第二部では尾澤英夫厚生労働省労働基準局安全衛生部長による 「労働安全衛生行政の動向」と題する講演に続き、工学院大学グローバルエンジニアリング学部教授畑村洋太郎氏に 「失敗学のすすめ」と題して特別講演をいただきました。

23日、24日は札幌市内の会場で11の分科会にわかれ、123件の事業場の安全衛生に関する研究（事例）発表、 39件の安全衛生の専門家による講演、シンポジウム等が行われました。各会場とも盛況で、 参加者は熱心に発表に耳を傾けていました。

VTRで大会式辞を述べる御手洗会長	表彰式
中間体操でリフレッシュする参加者	畑村洋太郎氏の特別講演

 

記

開催日		平成20年10月22日（水）〜24日（金）＜3日間＞
参加者数		約10,000名
総合集会		平成20年10月22日（水） きたえーる（北海道立総合体育センター）
アトラクション		「江差追分＆津軽三味線」	木村　香澄 佐藤　俊彦
第1部	開会式
	国歌斉唱
	開会の辞	中央労働災害防止協会副会長	水野耕太郎
	大会式辞	中央労働災害防止協会会長	御手洗冨士夫 （VTR）
	祝辞	厚生労働大臣	舛添　要一
	（祝辞代読　厚生労働審議官　上村　隆史）
	祝辞	北海道知事	高橋はるみ
	（代理　　副知事　嵐田　昇）
	祝辞	札幌市長	上田　文雄
	（代理　　副市長　中田　博幸）
	挨拶	(社)北海道労働基準協会連合会会長	佐藤　佳孝
	表彰式  （PDF 40KB)	顕功賞表彰	1名
		中災防会長賞表彰	1社
		平成20年度緑十字賞表彰	92名
		平成20年度安全・衛生・快適考案表彰	3件
	大会宣言  （PDF 11KB)	中央労働災害防止協会副会長	羽矢　惇
第2部
	講演	「労働安全衛生行政の動向」
		厚生労働省労働基準局安全衛生部長　尾澤　英夫
		中間体操・休憩
	特別講演	「失敗学のすすめ」
		工学院大学グローバルエンジニアリング学部教授　畑村洋太郎

分科会の構成

分科会名	日程	会場
リスクアセスメント／ マネジメントシステム	10月23日,24日	札幌コンベンションセンター　大ホールＣ
安全管理活動	10月23日,24日	札幌コンベンションセンター　大ホールＡ・Ｂ
ヒューマンファクター・ ＲＳＴ	10月23日,24日	札幌コンベンションセンター　特別会議場
機械・設備等の安全	10月23日	札幌コンベンションセンター　小ホール
中小企業	10月23日	札幌コンベンションセンター　中ホール
化学物質管理	10月24日	札幌コンベンションセンター　中ホール
ゼロ災運動	10月23日	北海道厚生年金会館　瑞雪の間
交通安全	10月24日	北海道厚生年金会館　瑞雪の間
労働衛生管理活動	10月23日,24日	札幌市教育文化会館　小ホール
健康づくり	10月23日	札幌市教育文化会館　大ホール
メンタルへルス	10月24日	札幌市教育文化会館　大ホール

プログラム

総合集合  （PDF 860KB）   分科会プログラム  （PDF 2,718KB）

本プログラムに掲載の研究発表者の演題名、所属、役職名等は応募時点のものです。

なお、プログラムをHTML化したため、氏名等の旧字が一部表記できない字があり、新字になっております。悪しからずご了承ください。