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中災防について

新年のご挨拶 中央労働災害防止協会 会長 中西 宏明

会長 中西 宏明 Hiroaki Nakanishi

会長
中西 宏明
Hiroaki Nakanishi

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

皆様におかれましては、中央労働災害防止協会(中災防)の事業に対し、平素より多大なるご支援とご協力を頂き、厚く御礼申し上げます。

昨年は新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、人の移動や経済活動が制約され、わが国の実体経済に深刻な影響が及びました。いまだ収束への道筋は見通せず、感染拡大防止と経済再生の両立という極めて困難な課題を突き付けられております。「新しい生活様式」が提唱され、職場ではテレワーク等の新たな働き方が導入される一方、急激な環境の変化に意識や仕組みが追い付かず、ストレスや運動不足などの働く人の健康問題が指摘されています。このような中、中災防は、ウィズ・コロナにおいても、働く人の安全確保、健康増進を最優先に取り組んでまいります。感染症対策を加えたさらなる安全衛生施策に取り組み、デジタル環境の整備を進め、労働時間管理や健康確保を適切に行うなど、新たな働き方への対応を推進してまいります。

また、「エイジフレンドリーガイドライン」の策定など、職場における高年齢労働者の役割がますます高まる中、すべての人が安全で心身ともに健康に働くことができる職場を築いていくためには、経営トップの強いリーダーシップの下、現場力の強化を柱に、自主的な安全衛生活動の充実に最大限の努力を傾注していく必要があります。

中災防では、長年培ってきた労働安全衛生に関するノウハウ・経験と技術力を生かし、労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)の普及促進、ゼロ災運動、安全衛生診断、作業環境測定などの事業を推進してまいります。特に昨年、中災防が国内初の認証機関に認定された「日本版労働安全衛生マネジメント規格(JIS Q 45100)」を中心に、国内の事業場で従来から取り組まれてきたOSHMSの一層の導入・構築の支援に努めるとともに、経営課題の一つであるメンタルヘルス対策を含め、職場における心とからだの健康づくり活動をより力強く支援するためにさまざまなサービスを提供してまいります。

さらに、本年で80回目を迎える全国産業安全衛生大会を東京で開催するほか、5年目を迎える「製造業安全対策官民協議会」(厚生労働省、経済産業省の行政と製造業の主要な業界、中災防で構成)についても、より多くのトップマネジメントの参画を求め、活動をさらに活性化いたします。

引き続き中災防は、社会環境や労働をめぐる環境の変化に的確に対応しつつ、わが国の安全衛生水準の向上を念頭に、政府、安全衛生関係機関、業界団体等と連携・協力を深め、活動をより一層強化し、努力を重ねていく所存です。

皆様におかれましては、本年も中災防の活動に対し、変わらぬご支援とご協力を頂きますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

新年のご挨拶 中央労働災害防止協会 理事長 八牧 暢行

理事長 八牧 暢行 Nobuyuki Yamaki

理事長
八牧 暢行
Nobuyuki Yamaki

明けましておめでとうございます。

皆様方には、日頃より中央労働災害防止協会(中災防)の各種事業につきまして、ひとかたならぬご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて昨年は、新型コロナウイルス感染症が、わが国のみならず全世界へ瞬く間に拡大し、全国的な感染症の発生動向を見てもいまだ収束が見通せない状況です。感染症で亡くなられた全ての方々に、心より哀悼の意を表します。

働く人の労働災害防止・健康の保持増進のための活動に対する支援を目的に、安全衛生の専門家集団として設立された中災防では、この事態を受けて企業が安全衛生活動の自粛、中止や規模縮小を余儀なくされている状況を踏まえ、「オンラインによるサービス提供」を行っております。このオンラインサービスは、専門家による技術サービスの提供のほか、リスクアセスメント・労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)や健康づくり、ゼロ災運動の普及・促進のための各種研修・セミナーの開催、書籍・ポスター等のデジタルコンテンツ化など多岐にわたります。ぜひ、ご利用くださいますようお願い申し上げます。

なお、これまでどおりの対面によるサービスもご提供しております。その際は、講師・受講者の健康状態の確認、身体的距離の確保、マスクの着用、アクリル板の設置、フェースガードの使用など感染予防対策を徹底して運営しておりますので、安心してご利用ください。

さて、令和2年のわが国の労働災害の発生状況を見ると、令和元年に比べ死亡者数は減少傾向にあるものの、休業4日以上の死傷者数は増加傾向にあり(10月速報値)、2022年度までの5年間を計画期間とする第13次労働災害防止計画の目標達成に向けて予断を許さない状況にあります。

「全ての働く人々に安全・健康を~Safe Work,Safe Life」を経営理念の目標に掲げる中災防としては、事業場における安全対策・健康づくりのさらなる強化を図るため、「製造業安全対策官民協議会」の牽引のほか、事業場において体系的・継続的に自主的安全衛生活動を進める仕組みであるOSHMSの一層の導入・定着を図るため、ISO45001/JIS Q 45100認証事業等の推進をはじめ、働く高齢者の増加に対応し昨年策定された「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン(エイジフレンドリーガイドライン)」の普及・啓発や、テレワークの急速な広がりに伴う働き方の変化への対応等のため、新たな視点を含めた職場づくりや健康づくりの取り組みについても支援してまいります。

さらに本年10月27日~29日は東京にて「第80回 全国産業安全衛生大会」を、「働く人の安全・健康・幸せを 未来に伝える人づくり」をスローガンに開催いたします。徹底した感染症対策を行い、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

私ども中災防は、さまざまな課題に的確に対応しつつ、皆様のご要望にお応えできるよう、今後も各種事業を積極的に展開し、国、安全衛生関係機関、業界団体等とのより一層緊密な連携、協働の下、わが国の安全衛生水準の向上に尽力し、社会的使命を果たす所存です。

最後になりましたが、皆様方のご安全とご健康を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。