中災防について
トップのメッセージ
- 会長
- 十倉 雅和
- Tokura Masakazu
中央労働災害防止協会は、国や産業界との緊密な協力の下、半世紀以上にわたり、労働安全衛生水準の推進役として経済・産業・企業の発展や豊かな社会づくりに貢献してまいりました。また、全国規模の経済団体、さまざまな業界団体、業種別の労働災害防止団体、各都道府県の労働基準協会等を会員とし、わが国のすべての産業に対して企業経営における「安全第一」を強く訴え、その啓発と実現に努めてまいりました。
経済・産業が成長・発展し、働く人のみならず国民一人ひとりが健やかで幸せになるためには、労働災害ゼロを目標とした活動が不可欠です。誰もが安全で心身ともに健康に働くことができる職場を作っていくためには、経営トップの強いリーダーシップの下、現場力の強化を柱として、自主的な安全衛生の充実に最大限の努力を注ぐことが必要です。
そのような認識に基づき、中央労働災害防止協会は、これまで培ってきた労働安全衛生に関する豊富な知見や経験、高い技術力を生かして企業・事業場の安全衛生活動をサポートし、労働災害の防止や働く人たちの健康増進に、いっそう貢献してまいります。
今後とも引き続き、当会へのご理解とご協力を頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。
全ての働く人々に安全・健康を ~Safe Work,Safe Life~
- 理事長
- 竹越 徹
- Takegoshi Toru
中央労働災害防止協会(中災防)は、事業場の安全衛生活動を支援することによって労働災害を防止することを目的として設立され、経営理念として「全ての働く人々に安全・健康を ~Safe Work,Safe Life~」を掲げております。
働く私たちの日常は、グローバル化とIT技術の著しい進展、働き方・価値観の多様化等により日々変容しています。また、高年齢労働者の増加等に伴う就業構造の変化や新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う社会情勢の急激な変動等により、労働安全衛生をめぐる環境にも大きな変化がもたらされています。私ども中災防は、このような動きをタイムリーにとらえながら、安全衛生に取り組む企業・事業場を支援するため、「専門家による技術サービス」、「安全衛生に関する多種多様な研修・セミナー」、「最新かつ確かな情報発信」等に努めています。
具体的には、「リスクアセスメント・労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)とISO45001の普及」、「ゼロ災運動などの各種研修・セミナーの開催」、「心とからだの健康づくり」、「作業環境測定」、「化学物質等の分析・ばく露評価」、「第三次産業・中小規模事業場への支援」、「安全衛生図書・用品の出版・販売とそのデジタルコンテンツ化」、「開発途上国・海外進出企業向けの研修・情報提供」等です。また、研修・セミナー等の各種サービスについては、これまで実施してきた現場(リアル)でのサービスに加え、オンラインによるサービスも積極的に提供していきます。
中災防は、今後とも働く人を取り巻く環境の変化に的確に対応しつつ、使命感を持ってさらなる創意工夫を重ね、企業・事業場の安全衛生水準、さらにはわが国の安全衛生水準の向上に資するべく、努力してまいります。