トップメッセージ

会長メッセージ

会長

筒井 義信Yoshinobu Tsutsui

中央労働災害防止協会は、国や産業界との緊密な連携の下、半世紀以上にわたり、労働安全衛生水準の推進役として経済・産業・企業の発展や豊かな社会づくりに貢献してまいりました。また、全国規模の経済団体、さまざまな業界団体、業種別の労働災害防止団体、各都道府県の労働基準協会等を会員とし、わが国のすべての産業に対して企業経営における「安全第一」を強く訴え、その啓発と実現に努めてまいりました。

経済・産業が成長・発展し、働く方々のみならず国民一人ひとりが健やかで幸せになるためには、労働災害ゼロを目標とした活動が不可欠です。誰もが安全で健康に働くことができる職場環境を作っていくためには、経営トップの強いリーダーシップの下、現場の安全衛生意識の高揚および安全衛生管理体制の確立等を通じた現場対応力の強化を柱として、自主的な安全衛生活動の充実に最大限の努力を注ぐことが必要です。

そのような認識に基づき、中央労働災害防止協会は、これまで培ってきた労働安全衛生に関する豊富な知見や経験、高い技術力を生かして企業・事業場の安全衛生活動をサポートし、労働災害の防止や働く方々の健康増進に、いっそう貢献してまいります。

今後とも引き続き、当会へのご理解とご協力を頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

理事長メッセージ

理事長

竹越 徹Takegoshi Toru

中央労働災害防止協会(中災防)は、働く人々の安全と健康を守るため、事業主が行う安全衛生活動を支援し、労働災害の防止に寄与する労働安全衛生に関する専門家集団です。

中災防は、1964年に労働災害防止団体法に基づき、労働安全衛生に関する中心的な団体として誕生し、2000年には、国の行政改革によって、公共的使命の下、財政的に自立した上で、公益と収益のバランスを取りながら自らが持続的に成長し続ける「特別民間法人」として生まれ変わりました。

設立より半世紀以上にわたり、国の施策と事業場をつなぐ橋渡し役として安全衛生に係るさまざまなサービスを展開し、安全で健康かつ快適な職場づくりを支援しております。

近年では、価値観の多様化、高年齢労働者の増加や人手不足の深刻化など、働く職場の環境や働き方が大きく変化しています。それにともない安全衛生法令や規則の改正も行われ、さらなる自主的な安全衛生管理体制の強化が求められています。

中災防では、これらの状況を踏まえ、よりタイムリーかつ積極的に労働安全衛生に関する動向を捉え、労働災害の防止に向け高い使命感を持って、サービスに創意工夫を重ね、働く人々や事業主の方々、学生や研究者の皆さまなど全てのステークホルダーの安全衛生活動、さらにはわが国の安全衛生水準の向上にお役に立てるよう努力してまいります。 

2025年6月1日