衛生工学衛生管理者コース [ 衛生工学(5日・4日・2日コース) ]
有害なガス、蒸気、粉じん等の有害因子を発散する作業場には、作業環境を改善するために、それら有害因子の発散の抑制等についての衛生工学的対策が必要です。
また、このような有害業務を有する一定の事業場では、労働安全衛生規則第7条第1項第6号の規定により、衛生管理者のうち一人を、衛生工学衛生管理者免許を受けた者の中から選任することが義務づけられています。
本コースは、衛生工学衛生管理者免許を取得するための要件である都道府県労働局長の登録を受けた者が行う講習として、安全衛生教育センターが実施するものです。
衛生工学衛生管理者コースは5日間コースのほかに所有資格に応じた4日間・2日間コースが設けられています。両コースには受講料の減額措置が取られています。詳細は対象者をご覧ください。
対象者 |
5日間コース
- 学校教育法による大学又は高等専門学校において、工学又は理学に関する課程を修めて卒業した者(修士、博士は対象外)
- 大学改革支援・学位授与機構により学士(工学又は理学)の学位を授与された者(当該課程を修めた者に限る)、若しくはこれと同等以上の学力を有すると認められる者又は当該課程を修めて専門職大学前期課程を修了した者
4日間・2日間コース(工学又は理学に関する課程を修めていない方も受講可能)
- 第一種衛生管理者免許試験に合格した者(試験免除(保健師や薬剤師等)による免許取得者は対象外)
- 学校教育法による大学において保健衛生に関する学科を専攻して卒業した者であって、労働衛生に関する講座又は科目を修めた者(大学が指定されています)※以下のリンクでご確認ください
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/dl/32a.pdf
- 労働衛生コンサルタント試験(保健衛生)に合格した者
- 労働衛生コンサルタント試験(労働衛生工学)に合格した者
- 作業環境測定士となる資格を有する者(第一種・第二種)
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開催日程・空き状況 |
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申込み |
こちらの講座は郵送にて必ず原本をお送りください。FAXではお申込みできません。
- 受講申込書をご記入の際は、必ずペン又はボールペンでご記入ください。鉛筆書きは受付いたしません。
- 受講申請書の写真(縦30㎜、横24㎜の上三分身、正面脱帽、6ヶ月以内に撮影のこと)は、裏面に氏名をご記入のうえ貼付してください。
- ※都道府県労働局への免許申請時に別途写真1枚(同サイズ)が必要となります。ご用意のうえご自分で保管ください。
- 資格証明のため、必要書類をご用意ください。
- ※結婚等により改姓され証明書・修了証等と現在の姓が異なる場合や住所が異なる場合は、戸籍抄本を添付してください。
- ※卒業証明書を添付する場合は、必ず原本を添付してください。
講座に必要な書類
- 受講申請書及び資格証明書類などの必要書類をご郵送ください。
- ※原本確認のため、第1種衛生管理者・作業環境測定士・労働衛生コンサルタント、写しで提出いただいた資格証明書類は、受講当日に必ずお持ちください。
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教科日程 |
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受講料 |
5日間コース |
132,000円(テキスト代、消費税10%を含む。) |
4日間コース |
99,000円(テキスト代、消費税10%を含む。) |
2日間コース |
53,900円(テキスト代、消費税10%を含む。) |
※受講資格が重複する場合などの詳細な受講料は上記の「受講資格が2つ以上該当する場合」もしくは申込書でご確認ください。開催日程・空き状況のページより取り出すことができます。
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修了証及び特典 |
- 修了者(全科目を受講し、かつ修了試験合格者)には、修了証が交付され、その後修了者の住所を管轄する都道府県労働局長に免許申請することにより、衛生工学衛生管理者免許が取得できます。
- 本免許取得者は、労働安全衛生法第12条でいう衛生管理者となりますので、全業種において「衛生管理者」として選任可能となります。
- 本免許取得者で、その後3年以上労働衛生に係る技術的事項で衛生工学に関するものの管理の業務に従事した経験を有する方には、「労働衛生コンサルタント試験」の受験資格が認められます。
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