熱中症予防労働衛生教育インストラクターコース

熱中症予防労働衛生教育インストラクターコース [ 熱中症(イ) ]

職場における熱中症による労働災害は、近年の気候変動の影響からここ数年増加傾向にあり、労働災害による死亡者数全体の約4%を占める状況にあるなどその対策が重要となっております。 死亡災害の原因の多くは、初期症状の放置、対応の遅れによることから、熱中症による健康障害の疑いがある者の早期発見や重篤化を防ぐために事業者が講ずべき措置等について、令和7年4月15日に令和7年厚生労働省令第57号により労働安全衛生規則の一部を改正する省令が公布され(同年6月1日から施行)ました。 また、同年5月20日に基発0520第6号「労働安全衛規則の一部を改正する省令の施行等について」の施行通達が発出され、令和3年4月20日付け基発0420第3号「職場における熱中症予防基本対策要綱の策定について」も一部改正されました。

本コースは法改正に対応した内容により実施しており、社内で労働者に対し労働衛生教育を行う講師を養成し、熱中症の撲滅を図ることを目的としています。また、必要な専門知識に加え、インストラクターに求められる教材作成手法や教育方法等を修得するためのカリキュラムとなっております。

対象者
  1. 各種安全衛生教育従事者
  2. 安全衛生担当者等
研修期間 2日間
開催日程・空き状況
教科内容
  1. 災害の発生状況と最近の労働基準行政
  2. 作業環境管理・作業管理
  3. 救急措置
  4. 教育の方法及び指導案の作成要領
  5. 指導案の作成
教科日程
東京
  • ※日程は都合により一部変更する場合があります。
大阪
  • ※日程は都合により一部変更する場合があります。
受講料 53,900円(テキスト代、消費税10%を含む。)
修了証 修了者には修了証を交付し、熱中症予防労働衛生教育インストラクターと呼称します。