腰痛予防労働衛生教育インストラクターコース(福祉・医療分野等コース) [ 腰痛(イ) 福祉 ]
社会福祉施設・医療施設等における腰痛の発生件数は、令和2年以降毎年4,000人を超え、特に令和5年は4,870人と深刻な状況で推移しています。厚生労働省は腰痛予防対策の指針(平成25年)のなかで、「労働者に腰痛の発生関する要因とその回避・低減措置について適切な情報を与え、十分な教育・訓練ができる体制を確立すること」を事業者に求めています。また、第14次労働災害防止計画により事業者は作業態様に応じた腰痛予防対策に取り組むことが求められています。
本コースは、社会福祉施設や医療分野等の腰痛災害を予防するため、適切な福祉用具の取扱い方を学ぶ実習を取り入れつつ、教育を実施する方を養成するとともに、腰痛予防対策の周知と推進を図ることを目的とし、「職場における腰痛予防対策指針(平成25年6月18日付け基発0618第1号)」に基づいて実施します。
心とからだの健康づくり指導者の方々へ
当コースは、心とからだの健康づくり指導者レベルアップ研修の該当研修会に認定されました。(認定単位数2単位)
健康づくり指導者については、健康づくり指導者登録のご案内をご覧ください。
対象者 |
医療・福祉分野における腰痛予防のための労働衛生教育の指導員(インストラクター)となる方 |
研修期間 |
3日間 |
開催日程・空き状況 |
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教科内容 |
- インストラクターの役割と心構え
- 衛生管理の概論
- 業務上腰痛の発生状況と対策事例
- 腰痛予防に係るリスクアセスメント・OSHMS
- 腰痛概論
- 作業管理
- 作業環境管理
- 健康管理
- 実習(リフト・スライディングシート等の取扱方法)
- 体操の理論と実技
- 教育方法(指導案の作成、役割演技)
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教科日程 |
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受講料 |
89,100円(テキスト代、消費税10%を含む。) |
修了証 |
修了者には修了証を交付し、腰痛予防のための労働衛生教育指導員(インストラクター)と呼称します。 |